健康科学部は理学療法学科、整復医療・トレーナー学科、看護学科の3つの学科から成ります。
健康に関する科学は20世紀の前半までの工業社会にあっては栄養失調や感染症といった急性の身体的障害の治療に焦点があてられました。私たちが普通に臨床医学と呼ぶものがそれにあたります。
20世紀の半ば以降になると急性期を過ぎても長く続く慢性的な病態に目が向けられます。生活・環境・社会など多くの因子がこの病態にかかわります。多種多様の医療関係者の知恵の集めたチーム医療の時代です。リハビリテーションにかかわる医学がまさにその代表です。
さらに20世紀後半の脱工業社会になると、健康の科学は健常人の健康の維持と増進に科学的基盤を与えるものであることも要求されます。当学の健康科学部の任務もここにあります。
理学療法学科はこの要求に高いレベルで応えられる理学療法士を養成します。みなさんは、現代日本の保健医療システムの中核として働く理学療法士の中でも高い指導的立場になるように教育されます。
また現在では運動や栄養や適切な身体ケアによる疾病の予防や障害の防止が地域や学校やスポーツの場での重要な課題となっています。柔道整復師のようなしっかりした医療資格を持ち、教員資格をも併せ持つ一流のアスレティックトレーナーへの社会的要請は大きなものがあります。
整復医療・トレーナー学科はこの新しい専門家を養成する日本で、ほぼ類をみない学科です。
看護学科は「医療と芸術の融合」を基本理念とし、日本固有の美や和の精神をもとに豊かな人間性と高い倫理観を備え、看護のアートとしての創造性や豊かな感性を養います。
看護の専門的な知識(サイエンス)・技術(アート)・態度(ハート)を身につけ、看護学の発展および保健医療福祉に貢献できる人材を育成する学科です。 |