石井孝法 2

こんにちは。石井です。

先日、千葉県体重別選手権大会(兼国体選考会)が行われました。

結果は、29日に監督がブログに載せたのでご存知だと思います。

選手(特に若手)は、よく頑張って力を出していました。

今回の試合を見て少し気になった点があったので、それを書こうと思います。

千葉県体重別選手権大会は、講道館試合審判規定で行われたので延長戦(ゴールデンスコア)がありません。

そのため、有効(または注意)以上の評価が無い場合は旗判定になります。(この大会において)

今回、旗判定が何度かあったのですが、間違いなく3−0だなと(私自身が)思った試合が2−1・1−2・0−3というような試合がいくつかみられました。

そのときに、「あの審判員おかしいよ」という声も聞こえました。

しかしながら、規定では「試合態度、技の効果と巧拙、および反則の有無などを総合的に比較して僅少の差を認めたとき」となっているため、どのような結果になっても文句は言えません。

それは、試合態度の判断が難しいからです。

審判員の好きな選手は試合態度が良くみえて、嫌いな選手は悪くみえてしまう可能性があるからです。

すべてを公平にみることのできる審判が理想ですが、人間なのでそうもいかないでしょう。

また、ある大先生が「試合内容に大きな差が無い場合は、自分が強いと思う方に旗をあげろ」といった例もあります。

そんなことをいうとその試合は関係ないじゃないか」となりますが、この考えが間違えだともいえない気がします。

ここでいいたいことは、今後、国際柔道連盟試合審判既定で延長戦(ゴールデンスコア)の前に旗判定を行うというルールに改定する可能性があるので、今のうちに皆が納得いくような(もしくはわかりやすい)旗判定の判断基準を考えるべきだ――ということです。

最近、旗判定をみることが少なくなっていましたが、

この大会でいろいろと考えさせられました。

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