本日オランダ・ロッテルダムにて開幕しました世界選手権大会初日に出場した60kg級の平岡拓晃、48?級の福見友子の結果を報告致します。
2回戦
平岡 ○ 一本背負投 PESSOA(CAN)
3回戦
平岡 ○ 合技(大内刈+背負投) BOMBOIR(BEL)
準々決勝
平岡 ○ 総合勝(出足払+指導3) DAVTVAN(ARM)
準決勝
平岡 ○ GS判定(3-0) VERDE(ITA)
決勝
平岡 小外掛 ○ ZANTARAIA(UKR)
序盤は動きに硬さが見られたものの、徐々に調子を上げながら接戦をものにして、決勝まで勝ち上がりました。決勝ではお互い積極的に攻め合う中、逆の技で攻めようと一瞬中途半端な体勢になったところを捕らえられ、無念の敗退となりました。怪我が続いて満足のいく練習を積めてこなかった中で、もがきながら、苦しみながら何とかここまでもってくることが出来たように思います。平岡の持っているものからすると、まだまだこんなものではなく、今回獲得することが出来なかった世界一の座と共に、目指す柔道の形を突き詰めていかせたいと思います。
1回戦
福見 ○ 背負投 FREITAS(POR)
2回戦
福見 ○ 崩横四方固 OPTIZ(VEN)
準々決勝
福見 ○ 反則勝 LESHCHANKA(BLR)
準決勝
福見 ○ 小外刈 DUMITRU(ROU)
決勝
福見 ○ 技有(背負投) MOUSSA(ESP)
初戦から気合十分の福見は、得意の足技と背負投を軸に全く危なげなく準決勝まで勝ち上がります。ここで北京五輪チャンピオンのドゥミトルと対戦しますが、ここでも果敢に攻め、ドゥミトルに指導2が与えられた後、最後はうまく小外で切り替えして、一本勝を収めます。向かえた決勝では、強敵ジョシネを倒して勝ち上がってきたスペインのモウサとの対戦となりました。さすがに決勝は若干慎重であったものの、ここでも果敢に攻め続け、背負投で技有を奪って勝利し、念願の世界チャンピオンの座に着きました。この日は危ない場面も全くなく、世界に福見友子の柔道を存分にアピール出来た勝利であったように思います。
了?寺学園柔道部創部以来、9年目にして初の世界チャンピオンが誕生しました。
これも公私共に支えて頂いている理事長先生を初めとする、学園、大学関係者の皆様、そしていつも応援してくださる皆様方のおかげだと思います。
本当にありがとうございました。心より感謝致します。
次は29日の小野の番です。しっかりサポートしたいと思います。
監督