09全日本実業柔道体重別選手権大会2日目結果報告

本日行われました全日本実業柔道体重別選手権大会二日目の結果を報告致します。

90?級

矢嵜雄大:優勝

平田侑城:4回戦敗退

100?級

森本翔太:4回戦敗退

100kg超級

佐藤武尊:2回戦敗退

西村久毅:3回戦敗退

70kg級

今井優子:優勝

矢嵜は、非常に厳しい組み合わせでしたが、ベスト16で旭化成・田中に指導2で勝ち、ベスト8でJRA・山本に朽木倒で一本勝ち、準決勝で旭化成・増渕に朽木倒で一本勝ち、決勝戦も旭化成・斉藤を合わせ技で一本勝ちをし見事な優勝でした。実力者たちとの対戦になりましたが、前に出て相手に圧をうまくかけていけたところが非常に良かったと思います。

平田は2・3回戦と順当に勝ち進み、4回戦で竹森との対戦となりました。ゴールデンスコアに入るまでの4分間は、技数では五分でしたが、組み手も厳しくでき相手に良い形を作らせませんでした。ゴールデンスコアに入って、先に先に攻め、ポイントはとれませんでしたが非常に良い形で終わり旗判定となりました。相手のチームのコーチや仲間も「3-0で負けたね」というぐらいでしたが、何故か1-2という結果になりました。私自身も納得できませんでしたが、本人は非常に悔しい敗戦になったと思います。

森本は2回戦から非常に苦しい戦いになりました。試合序盤に足を攣り、全体的にリズムを作れない試合となりました。判定で勝ちましたが、3・4回戦へと勢いに乗れない試合となりました。4回戦のゴールデンスコアでもいつものリズムが出ないので、受けも硬くなりポイントを取られてしまいました。連覇を狙いましたが、非常に残念な結果で終わりました。

佐藤は2回戦で新日鉄・森田との対戦となりました。後半勝負を考えていましたが、背負投に入ったときにギックリ腰のようになり、勝負ができなくなりました。ゴールデンスコアも深い技に入れなかったため、判定負けという結果になりました。実力があるだけに残念な結果でした。

西村は2回戦は先に先に攻め、指導2で勝ち、3回戦で百瀬との対戦となりました。出るところをうまく相手に合わせられ有効を取られました。その後、勝負で一本背負投を掛けたときに自身の腕が残ってしまい、それを取られ抑え込まれてしまいました。課題がみつかる試合になったと思います。

今井は、2・3回戦と順当に勝ち進み、準決勝でコマツ・グレーブとの対戦となりました。外国人選手特有の組み手の強さがあり、厳しい試合になると思いましたが、相手が大外刈にきたのを返して見事一本勝ちをしました。決勝戦は、セコム・植木との対戦となり、相手の力強い組み手に下がらず、前に出て攻め、大外刈でポイントをとり優勝を決めました。

「全員で講道館杯出場」という目標で頑張ってきたので、それが達成できず非常に悔しいです。

しかしながら、決勝戦へ進んだ選手は、すべて優勝することができました。

良い流れで、次の試合に望めると思います。

次の試合に向けてまた全員で頑張っていくので応援よろしくお願いいたします。

コーチ 石井

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