和田トレーナーの雑感

世界柔道お疲れ様でした。実業柔道個人大会もお疲れ様でした。

私は普段、江戸川区にある小岩の接骨院に勤務しているのですが、往診先で患者さんから思いもよらない質問を投げかけられました。

それは。。。

『世界柔道を観てて思ったんだけど、周りの人がヤンヤヤンヤ叫んでいて、気が散ると思うんだけど、どうなの?』と!?

一瞬何を聞かれているのか理解できなかったのですが、テレビにちょいちょい映っていたジャージ姿やスーツ姿のコーチの事を言っていたんだとわかりました。

柔道関係者から色々と意見はあると思いますが、私なりの解釈で説明させていただきました。

1、アドバイス

例えば、了徳寺の選手が試合を優勢に進めていて、次に技を仕掛ければ掛からなかったとしても、相手選手が消極的と判断されて『指導』や『注意』が与えられる可能性がある場合に『先に技を掛けろ』とアドバイスをしたり、柔道は先ず組まなければ試合になりませんから『袖を持て!』とか『奥襟を持て!』などのアドバイスをします。
他には、試合が劣勢の場合に反撃の糸口をアドバイスしたりしています。

2、アピール

これは選手に対してではなく、審判に対してのアピールです。
例えば、技を掛けて『技有』か『一本』の微妙な場面で『一本!』なんて叫んでみたら、ついつい審判も『一本!!』なんて事があったりなかったり(!?)

という感じだと説明しました。柔道関係のみなさん、合ってますかね?

『気が散る』かどうかに関しては、小さい頃からその環境で試合をしているので、よっぽど的外れなアドバイスや金切り声でなければ気は散らないと思います。

また、こんな疑問が出てきたら取材をして報告させていただきます。

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