全日本実業柔道個人選手権大会結果

本日行われた全日本実業柔道個人選手権大会第1日 目の結果を報告いたします。

60?級

石川 裕紀:優勝(初)

小川 武 志:3位

66?級

秋元 希星:4回戦敗退

81kg級

黒岩 翼 :3位

佐藤 大地:4回戦敗退

48kg級

濱口 光:2位

52?級

森本奈々美:3回 戦敗退

60kg級の小川は2・3回戦を出足払・背負投で一本勝ちし、順当に準々決勝進出を決める。準々決勝は、本大会最も注目されていた野村 との対戦となる。野村戦では序盤から背負投や袖釣込腰などで攻め、有効――袖釣込腰――を 奪う。中盤・終盤は小川が攻め「指導」の罰則を与え、野村の圧力にやや不十分な技を掛けてしまい「偽装的な攻撃」で指導の罰則を受けてし まう。しかしながら、最後までうまく捌いて勝利する。

石川も準決勝までの3試 合をすべて一本勝ちで勝ち上がり、準決勝・小川との試合を決める。準決勝、小川は野村戦で疲労してしまったのか、石川の思い切りの良い大 外刈と隅返をまともに受ける。この大外刈・隅返の合技で石川が一本勝ちし決勝進出を決める。決勝戦の相手は鹿児島情報教員の竪山である。 この試合でも、石川は序盤から果敢に攻め、相手が潰れたところを寝技に移行し、腕挫十字固で極め一本勝ちをし、すべての試合を一本勝ち し、初優勝を達成する。

66kg級の秋元は2・3回戦を危なげなく一本勝ちし、順当に4回 戦に進出を決める。4回戦では、パーク24の 青木との対戦となる。この試合は、試合開始早々に大内刈を返され一本負けしてしまう。上位進出を期待されていただけに悔やまれる試合とな る。

81kg級の佐藤は3回 戦まで自身の得意な形で試合を進め、順当に勝ち上がる。4回戦の対戦相手は九州電力の山本となる。この試合では、自身の形で試合を進めるが「指導」の罰則を与えるまで はいかず延長戦へ。延長戦の序盤、山本の大内刈を掬い投で返そうとするが、競り負けポイントを取られ試合終了。上位進出を逃す。

一 方、81kg級に階級を上げた黒岩は準々決勝まで順当に勝ち上がる。準々決勝では、代表経験のある旭化成の糖内を内股で一 本勝ちし、上位進出を決める。準決勝では、旭化成の垣田との試合となる。序盤は内股で攻めるがポイントにならない。中盤、垣田が袖口を握 り――ピストルグリップ・反則――、 黒岩がそれを嫌い切ろうとしたところを内股で投げられ敗れる。準決勝で敗れてしまったが、階級を上げて上位進出したことは評価できる。

48kg級の濱口は、順当に勝ち上がり決勝戦でぎふ柔道クラブ24の 伊部と対戦する。本戦は、組み手争い、技の掛け合いで五分の試合で終了する。延長戦に入ると、徐々に相手のペースとなり「指導」が与えら れる。その後、前に出て逆転を狙うが攻めきれず試合終了。判定負けで惜しくも2位で終わる。

52kg級の森本は、準々決勝まで順当に勝ち上がりヤックスケアサービスの東川と対戦する。この試合、森本は序盤から 相手の組際の技を受けてしまい指導の罰則を与えられる。中盤、袖を絞られて技を掛けることができない。終盤もなかなか組めず、背負投で有 効を奪われ敗れる。国体関東ブロック大会では、組み手の形が良くなっていただけに上位進出できなかったのは悔やまれる。

明日の試合も頑張ります。

応援よろしくお願いします。

以下、各階級優勝・準優勝者

22歳以下

優勝 岡(新日本製鉄・広畑)

準優勝 小林(新日本製鉄・広畑)

60?級

優勝 石川(了徳寺学園)

準優勝 竪山(鹿情報教)

66?級

優勝 青木(パーク24)

準優勝 浅野(自衛隊体育学校)

73?級

優勝 斎藤(旭化成)

準優勝 鳥居(S・T・O)

81?級

優勝 垣田(旭化成)

準優勝 海老(旭化成)

女子

48?級

優勝 伊部(ぎふ柔道クラブ24)

準優勝 濱口(了徳寺学園)

52?級

優勝 浅海(JR東日本グループ)

準優勝 小島(自衛隊体育学校)

57?級

優勝 石川(コマツ)

準優勝 宇高(コマツ)

石井

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