全日本実業柔道個人選手権大会第2日目結果

本日行われた全日本実業柔道個人選手権大会第2日目の結果を報告いたします。

100?級

森本翔太:2回戦敗退

100kg超級
西村久毅:4回戦敗退

70kg級

谷口 亜弥:2回戦敗退

78kg級

渡邉 美奈:優勝

100kg級の森本は2回戦で新日本製鐵の川端と対戦する。この試合、森本は序盤から積極的に攻め、中盤で相手に「指導」の罰 則を与える。その後、肩車で攻めるが「偽装的な攻撃」とみなされ指導の罰則を与えられる。両者、指導1のまま延長戦に移るが、緊迫した試合が続く。そのまま、試合が終了すると思われたが、残り1秒で背負投を受けてしまい有効を奪われ、敗退する。

100kg超級の西村は、2・3回戦を危なげなく勝ち上がる。4回戦はJRAの片渕と対戦する。序盤・中盤は小内刈と一本背負投で攻めるが、組み合わないと判断され指導の罰則が与 えられる。その後も一本背負投を中心に攻めるが、「消極的」と判断され指導の罰則が与えられる。終盤、一連の流れで一本背負投を施し投げ るも寝姿勢と判断されポイントにならない――普通であればポイント。そのまま、試合終了で納得のできない敗退となる。優勝を目指していた だけに悔やまれる試合となる。

70kg級の谷口は2回戦でまるや接骨院の飯田と対戦する。序盤は、得意の組み手で試合を作り、「消極的」指導を与える。中 盤、組み手が甘くなってしまったところに内股を受け一本負け。一回のミスで敗退してしまうという残念な結果となる。

78kg級に階級を上げた渡邉は、順当に準決勝ま で勝ち上がる。準決勝は三井住友海上火災保険の高橋と対戦する。この試合は、開始早々袖釣込腰で豪快に投げ一本勝ちする。決勝戦では世界 選手権の代表にも選ばれたコマツの岡村と対戦する。開始早々、一本背負投で技ありを奪い、自身の間合いを徹底して作り、何もさせない。中 盤に再び一本背負投で投げ一本勝ち。相手をまったく寄せ付けず優勝。階級を上げても勝負できるところをみせつける。

世界選手権に続き、全日本実業でも
応援していただきありがとうございました。
国体、講道館杯と試合は続くので、今後も応援よろしくお願いします。

以下、各階級優勝・準優勝者

男子

90kg

優勝  花本(京葉ガス)

準優勝 矢嵜(月江寺柔道クラブ)

100kg

優勝  増渕(旭化成)

準優勝 野田(旭化成)

100kg超級

優勝  石井(JRA)

準優勝 辻(旭化成)

女子

63kg

優勝  貝沼(淑徳柔道クラブ)

準優勝 片桐(コマツ)

70kg

優勝  川上(フォーリーフジャパン)

準優勝 大住(JR東 日本グループ)

78kg

優勝  渡邉(了?寺)

準優勝 岡村(コマツ)

78kg超級

優勝  立山(フォーリーフジャパン)

準優勝 新田(日本エースサポート)

石井

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