何年前だろう・・・
後輩の結婚式でのこと。
感動的な披露宴が終わり、
新郎新婦が、出席した方々を会場出口にてお見送りする・・・
「先輩、わざわざありがとうございました」
感謝の気持ちとプチギフトを受け取り、
会場をあとにしました。
「いい披露宴だった・・・」
心地の良い気分に浸りつつ、
もらったプチギフトが気になったので、
開いてみたのですが・・・
「???」
小さなフォトフレーム。
その枠の中に
「TANK YOU」の文字
「タンキュー???」
後輩A:
『「THANK YOU」の間違いじゃいっすか(笑)?』
金丸:
『「THANK YOU」なんて英語は、
小学生でも書けるんだから、間違いではないって・・・絶対』
推理。
1.新郎の後輩は少し太り目だったし・・・
「あなたを私のタンクに入れる=あなたは私の家族です」
でも、タンク型というほど太ってないな。却下。
2.『サンキューから「H」が抜けている=
私たちの感謝には下心はありません。純粋な感謝」
いや、そりゃ、まわりくど過ぎるでしょ。却下。
3.「TANK YOU」→「タンキュー」
→「たんきゅう」→「探求」→幸せの探求!!!
ないないない。強引すぎる。うまくもないし。
後輩A:
「本人に聞いてみたらいいんじゃないっすか?」
そうしよう・・・
金丸:
「お疲れさん。今日は招待ありがとな。
それで・・・云々。あれ、どういう意味なの?」
新郎:
「やべっ・・・
間違えた・・・」
えぇーーーーーーーーーーーーーーーっ
そりゃないっしょ。
新郎、高校の先生っすよ。
ゴム版を彫ってる時に気がつかなかったんっすよ。
あれ作るの、結構時間かかるよなぁーーー
その間に気付かなかったかなぁーーー
伝わらんよ。
その感謝・・・
―アインシュタイン―
「学校で学んだことを、一切忘れてしまった時になお残っているもの、それこそ教育だ」
彼の頭の中にはいったい何が残っているのか。
教養がいかに大事か、思い知らされた事件でした。
タンキュー。