2013グランプリ・デュッセルドルフ最終日結果報告

現地時間、日曜日行われましたグランプリ・デュッセルドルフ大会最終日の結果を報告致します。

100?級:小野卓志:2位

小野は、初戦、スペインのミングエスと対戦し、序盤からリズムよく攻め、序盤過ぎに見事な内股で勝利し、2回戦に進出しました。

2回戦、ロンドン五輪3位のドイツの・ピータースと対戦し、序盤に組み合わないとのことで小野に指導が与えられます。その後、うまく間合いを取って戦い、中盤に内股で有効を奪います。続けて再度、内股で技有を追加してそのまま押しきり、3回戦に駒を進めました。

3回戦、チュニジアのベンカレッドと対戦し、序盤に組み際の体落で技有を先取します。その後、両者に指導が1度ずつ与えられ、終盤にも安易に場外にでる相手に指導が与えられ、そのまま押し切り、準決勝に進出しました。

準決勝、アゼルバイジャンのママドフと対戦し、序盤過ぎに間合いを詰められたところを支釣込足で振られ、技有を奪われそのまま抑え込まれます。万事休すかと思われましたが意地で逃げ、有効に止めます。その後、徐々に小野のペースになり始め、相手に指導が与えられます。そして終盤に差し掛かったところで大外刈が見事に決まり、大逆転で決勝進出を決めました。

決勝はフランスのマレットと対戦し、序盤に肩車で技有を先取されます。その後攻め返し、相手に指導が与えられます。終盤に差し掛かるところで小内刈で有効を返します。その後攻め、相手に指導が与えられますが、追い付くまでには至らず、惜敗で準優勝に終わりました。

どの相手も一回り以上大きいなか、小野らしく切れのある技で勝ち上がりました。決勝で敗れはしましたが、100kg級でも勝負出来ることを証明する内容であったように思います。5月の選抜体重別に向けて、しっかりと準備させたいと思います。

70?級:今井優子:2回戦敗退

今井は、初戦、スペインのパレデスと対戦し、終始攻め続け、相手に指導が2度与えられます。その後大外刈で有効を奪い、再度指導が追加された後、送襟絞で初戦を突破しました。

2回戦、GSパリで敗れたオランダのポーリングと対戦し、慎重に戦うも先に指導を受けます。その後、お互いがっぷりと組み合った後、支釣込足に合わされ、前回の雪辱はなりませんでした。

大会はその後ポーリングがGSパリ同様、圧勝で優勝しただけに、今井の欧州サーキットは彼女の壁に跳ね返された形となりました。しっかりと敗因を分析し、次につなげさせたいと思います。

皆様、応援ありがとうございました。

監督

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