石井孝法 58

全日本のトレ指導で強化選手に,

「デッドやスクワット後の腰の痛みは,ただの筋痛!!」

と言ったにも関わらず,

スクワット後の腰の痛みで

「腰がイテ〜.腰がイテ〜」と言い続けている

脊柱起立筋強化委員の石井です.

先日,

The 31st Conference of the International Society of Biomechanics in Sport

に抄録を提出しました.

リジェクト(不採用)されなければ,

今年は台湾で「柔道投技の素早さ」について発表します.

私みたいな頭の悪い人間が国際学会で発表するのをみて

笑う人がいるかもしれません.

しかし私は,挑戦します.

それは,「土俵に立つこと」に意味があると思うからです.

競技スポーツの中でも,

皆が見ている前でまったく歯が立たず,

ボコボコにされて

そこから逃げ出したくなることがあると思います.

しかし,そこから逃げ出したら

もう向上することはないと思います.

最初から強い人なんていないですし…

小さい頃に

「投げられて強くなる」と何度も言われました.

これには,

「逃げるな!!」「諦めるな!!」「辞めるな!!」

という意味があったのだと思います.

ただ,年を重ねると変なプライドみたいなものがジャマをするのか

保守的になり挑戦しなくなります.

土俵にも立たず外から批判だけをするような人もたくさんいます.

私は,学生に「土俵にたつことが大事だ」と言い続けています.

そこから降りたらもう成長はないからです.

正直,挑戦することは恐いです.

土俵に立たないという選択も

逃げるという選択も

簡単にできます.

でも,それを選択しない.

学生に「挑戦すること」,「土俵に立つこと」を伝えたいのですね.

ということで,「リジェクトだけは…」と祈るだけです.おっす!!

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