OB 佐藤武尊

師走となりますと、何かと慌ただしい年の瀬でございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
了徳寺学園柔道部OBの佐藤武尊(さとうたける)と申します。

私は現在、三重県伊勢市にある皇學館大学に勤務させていただいております。
そこで、今回は先日行われた本学柔道部の「納会」についてと、その開催にあたって
私が考えたことについて書かせて頂きたいと思います。

まずは『納会』についてですが、辞書を引きますと以下のとおり表現されています。

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のう−かい[ナフクワイ]【納会】

1 その年や年度の最後に締めくくりとして催す会。おさめかい。「野球部の―」
2 取引所で、各月の最後の立ち会い。⇔発会。

(引用元:デジタル大辞泉)
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※この場合、我々が行った『納会』は1を指します。

我々が行う納会の意味は「その年や年度の最後に締めくくりとして催す会…」ということです。

皇學館大学柔道部は餅つきと豚汁の炊き出しを行い、ジュースで乾杯をし、一年を
振り返りながら、学生と未来を語らいました。

私自身、学生時代に柔道部の催す納会に参加していたわけですが、今となっては、
当時はその意味もわからず呆然と会を過ごしていたように思います。

教員となった今、「納会の意味」を深く捉え、有意義に過ごすことができています。

このように、教員になってから、様々な物事やその言葉の意味をより深く考えてみたり、
多角的な視点をもつよう、より心掛けるようになりました。

このことは、私が日頃から心掛けている『何事も日々勉強』という姿勢を、自分自身で
後押しするとも思っています。

教壇に立つ時や柔道衣を来て選手をコーチングする時、私生活での時、何かの会を催す
時…と、様々な場面において「学ぶ」姿勢が大事だなということを、様々な場面において
再確認した私の2013年となりました。

学ぶことの多かった今年一年間でしたが、来年は更に貪欲に、様々なことについて
「学ぶ」姿勢を取り入れていこうと思います。

まだまだ、未熟者の私ですが、了徳寺学園および皇學館大学柔道部共々、今後ともよ
ろしくお願いいたいます。

皆様にとって、来年も幸多き一年になりますよう、伊勢の地よりお祈り致しております。

不尽

佐藤武尊

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