仁川アジア競技大会 柔道競技 結果報告

現在、韓国の仁川にてアジア競技大会が行われています。柔道競技は20日〜23日の4日間の日程で開催されています。
初日に本学園柔道部より、60kg級 志々目 徹が出場しました。
結果は以下の通りです。

二回戦
○反則勝ち マジラシ(サウジアラビア)
開始早々、大外刈から背負投に変化して技ありを奪う。そのあとも、積極的に前に出て攻撃を仕掛ける。消極的な相手に指導が累積し、残り1分を残して、相手に4つ目の指導がいき反則勝ち。

三回戦
○優勢勝ち(技あり:大外刈) キム ウォンジン(韓国)
序盤から大外刈で攻撃を仕掛ける。消極的な相手に指導1があたえられる。中盤、組手争いから上手く大外刈に入り技ありを奪う。その後、相手が大胆に前に出てきて、志々目が逃げてしまう。結局、相手に指導3まで追い詰められるが、なんとか逃げ切り優勢勝ち。

準決勝戦
優勢負け(GS指導1)○ セメトフ(カザフスタン)
前半は釣手が持てず攻めあぐむ。後半は釣手を持つことができたが、引手が持てず片手で内股に入るような形となる。一進一退の攻防が続き、お互いノースコアで5分間が終了。ゴールデンスコアに突入し、セメトフが積極的に攻撃を仕掛ける。志々目も組み手十分な形を作るが技が出ず、相手に先に技に入られる。消極的な志々目に指導が与えられ優勢負け。三位決定戦にまわる。

3位決定戦
○優勢勝ち(有効:大外刈)ルトフィラエフ(ウズベキスタン)
序盤に消極的な志々目に指導1が与えられる。そのあと、相手が間合いをつめてきて裏投を仕掛ける。主審は「有効」を宣告するが取り消される。中盤、志々目が大外刈を仕掛け有効を奪う。終了間際、相手が強引に内股に入り、志々目がこれをすかして二つ目の有効を奪う。そのまま試合が終了し、優勢勝ちで三位を確保する。

優勝 セメトフ(カザフスタン)
2位 ガンバット(モンゴル)
3位 志々目 徹(日本)
3位 キム ウォンジン(韓国)

ギリギリの試合を勝ち切ることができず、非常に残念な結果でした。
これを糧にして、次に活かしてもらいたいと思います。

今日は73kg級 秋本 啓之が出場します。
応援のほど、よろしくお願いいたします。

1日目 日本人選手の結果
女子
48kg級 山岸絵美(三井住友海上火災保険) 2位
52kg級 中村美里(三井住友海上火災保険) 優勝
男子
66kg級 高上智史(旭化成) 2位

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