10月10日より3日間、カザフスタンのアスタナにてグランプリ大会が行われています。
本学園からは、60kg級石川裕紀、73kg級西山雄希が出場しております。
本日は60kg級、66kg級の試合が行われました。
結果と内容は以下の通りです。
60kg級
一回戦
石川 ○(一本)袖車絞ー ミロウス(フランス)
開始早々、寝技のチャンスに相手の後ろをついて、得意の袖車絞で一本勝ち。幸先の良いスタートを切りました。
二回戦
石川 ○(一本)大外刈ー テルマノフ(カザフスタン)
序盤から積極的に一本背負投、内股で相手を攻め立てる。後半、組み際、右の大外刈をタイミング良く入り一本勝ち。準決勝へ駒を進めます。
準決勝戦
石川 ー○(有効)大内刈 ダシュダバ(モンゴル)
序盤に組み際の大内刈にひっかかってしまい「有効」を奪われる。その後、右一本背負投や右大外刈で攻撃を仕掛けるもポイントにはならず、終盤、間合いを詰めようとするが組手をさばかれ優勢負け。
3位決定戦
石川 ー○(有効)内股 ガンボルド(モンゴル)
序盤、相手の組手で圧力をかけられる。石川が掛けた巴投が偽装攻撃とみなされ「指導1」が与えられる。その後、石川が不用意に場外に出て、さらに「指導2」が与えられる。
中盤、石川が前に出たところ、内股を合わされ「有効」を奪われる。
その後、石川はさらに前に出て、相手に「指導2」が与えられるが試合終了。残念ながら5位という結果となりました。
1，2回戦の調子が良く、試合にも集中できていただけに、大変悔しい負けとなりました。
石川の柔道スタイルから考えると、負けた試合は将棋でいう「積まれた」状態だったかと思います。
石川はこの後、長崎国体も控えておりますが、なんとか修正して活躍し、講道館杯では確実に結果を残してくれると思います。
明日は73kg級西山雄希が出場します。
応援のほど、よろしくお願いいたします。
本日のその他日本人選手の結果
66kg級
橋口祐葵 優勝
宮崎 簾 3位