2015 グランプリ・デュッセルドルフ初日結果報告

本日行われましたグランプリ・デュッセルドルフ大会初日の結果を報告致します。

60?級
志々目徹:優勝

1回戦
志々目 ○ 優勢勝(GS指導2)Mooren(オランダ)
オランダのMoorenと対戦し、先に消極的な指導を受けます。中盤に相手に場外指導が与えられ、タイになります。そのまま試合ばGSに突入し、最後は相手の掛け逃げによる指導で、辛勝しました。

2回戦
志々目 ○ 優勢勝(有効:内股)Smetov(カザフスタン)

昨年のアジア大会で敗れたアジアチャンピオンのカザフスタン・Smetovと対戦し、先に相手に防御姿勢の指導が与えられます。その後、内股で有効を奪い、相手に襟を隠したとの指導が追加されます。志々目にもその後指導が2度与えられますが、そのまま押し切り、アジア大会の雪辱を遂げました。

3回戦
志々目 ○ 一本勝(合技) Li(中国)

中国のLiと対戦し、序盤に大外刈で技有を奪い、そのまま上四方固にきめて、合技で4回戦に駒を進めました。

準々決勝
志々目 ○ 一本勝(内股) Rebahi(アルジェリア)

アルジェリアのRebahiと対戦し、開始早々、相手の小内刈に出足払を合わせて技有を奪います。その後、自分の組手になり、豪快な内股を極め、準決勝に進出しました。

準決勝
志々目 ○ 一本勝(腕拉十字固) Papinashvil(グルジア)

グルジアのPapinashvilと対戦し、序盤から技をつなぎ、相手に指導が与えられます。その後も自分のペースで技を出し、相手が潰れたところを十字固に極めて、決勝進出を果たしました。

決勝
志々目 ○ 優勢勝(指導3-2) Kim(韓国)
昨年のGS東京決勝で敗れた韓国のKimと対戦し、序盤から技を出して大きく相手を崩し、先ず相手に指導が与えられます。その後、少し膠着したところで両者共に指導を受けます。ここから指導を返そうとする相手が執拗に奥を叩いてきて、志々目も2度目の指導を受けてイーブンとなります。その後、奮起した志々目が技をつないで見せ場を作り、残り1分を切ってから、相手に3度目の指導が宣告されます。そのまま指導1の差を確保し、接戦をものにして見事2連覇を達成しました。

初戦こそ攻めの遅い悪い癖が出た志々目でしたが、徐々に持ち味である技のキレと取り組んできた技のつなぎと集中を駆使して課題であった接戦をものにして優勝に漕ぎ着ける事が出来ました。

52?級
西田優香:3回戦敗退

2回戦
西田 ○ 一本勝(上四方固) Ertl(ドイツ)

初戦、ドイツのErtlと対戦し、開始早々、小内刈で有効を先取します。その後、終盤に寝技のチャンスを逃さず、上四方固に固めて、初戦を突破しました。

3回戦
西田 一本負 ○ Ma(中国)

EOオーバーヴァルト優勝の中国・Maと対戦します。序盤に小内刈で大きく崩しますが、ポイントには至りません。その後、間合いを詰めてくる相手の組手になり、指導が与えられます。後半に大外刈で技有を奪われ、そのまま抑え込まれてしまい、上位進出はなりませんでした。
(Maはオーバーヴァルトで橋本、デュッセルドルフでは西田、中村を下し、連勝)

昨年のGPチンタオでは小内刈で一蹴していた相手だっただけに、悔しい結果に終わりましたが、選抜体重別で雪辱できるようしっかりと準備させたいと思います。

監督

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