石井孝法 87

こんにちは。

金鷲旗で肝臓をオールアウトさせて
現在、超回復中の石井です。

普段は、なかなか本(研究関連以外)を読む時間がありませんが、
どうしても読みたい本があったので、
この移動中に半分ぐらいざっと読みました。

「見て見ぬふりかゲンコツか」

と本の題名がイカつすぎる。

書いた人もイカついのですが、
全部読んでからきちんと紹介しないといけませんね。

学校教育・部活動の中の体罰や暴力の話は
いろいろと議論されてますが、
偽善者のいう
まったく説得力のない
体罰や暴力の話とは違って
事実(自身のコーチング)に基づいて
おもしろい考え方が書かれています。

ただ…
ここで
体罰や暴力を
肯定するわけでも
否定するわけでもないことはいっときます。

途中まで読んで、
いいコトバがあったので
それだけ紹介を。

「頑張るくせは人生の価値を高める」

この「頑張るくせ」というのは
「努力を継続する意志の強さ」のことで
「生き方」に価値をもたらすのが「頑張るくせ」だ、とのこと。

著者のコーチング哲学といってもよいかもしれませんが
(私の解釈ですが)
パフォーマンスのみ「優秀」にするようなコーチングではダメで、
自分の才能を開花させること
社会に出てからその生き方を評価されること
の両方(の可能性)にアプローチできる方法が
どうも
この「頑張るくせ」を身につけさせることのようです。
教育か
競技パフォーマンス向上か
というジレンマもありますが
この考え方が何かを判断する上で
ブレない軸になっていそうです。

無理やり学術っぽくした本とは違って
著者の思考や経験が書かれた本は説得力があって
非常に参考になります。

興味のある方は読んでみてください。
うっす。

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