2015 アスタナ世界選手権大会

本日行われました世界選手権大会初日に志々目徹が出場しました。

1回戦
志々目 ○ 一本勝(内股) JAFY(モロッコ)

初戦、モロッコのJAFYと対戦し、序盤に内股から大内刈につないで有効を先取します。その後、技の出ない相手に指導、そして組み合わない相手に2度目の指導が与えられます。その後、しっかりと引き手を取った志々目が得意の内股で見事な一本を奪い、順調に初戦を突破しました。

2回戦
志々目 ○ 優勢勝(有効:内股) TSAI(台湾)

2回戦、2014年のGSパリ3位の台湾:TSAIと対戦し、一度技をつないだ相手の攻撃により志々目に指導が与えられます。その後、内股で大きく崩し、次に放った内股を押し込み、有効を奪います。なかなか組ませてくれない相手を捉えきれませんが、寝技にも積極的に持ち込み、あと一歩の所まで攻め込みます。そのまま志々目のペースで試合は進行し、終盤に場外に押し出した相手に指導が与えられて、3回戦に進出しました。

3回戦
志々目 ○ 優勢勝(指導2) TAKABATAKE(ブラジル)

3回戦、ブラジルのTAKABATAKEと対戦し、全く組みにこない相手に志々目も攻めあぐねますが、粘り強く技を仕掛けていき、中盤に相手に指導が与えられます。その後も同じ展開となり、終盤、肩越しの組手となった相手に2度目の指導が与えられ、そのまま押し切って準々決勝進出を決めました。

準々決勝
志々目 ○ 優勢勝(指導2) KIM(韓国)

準々決勝、昨年のGS東京の決勝で不覚を取った、今年のアジア選手権王者、韓国のKIMと対戦します。序盤から積極的に技を出し、相手に指導が与えられます。その後、奥襟を叩いて頭を下げに来た相手に対して対応していましたが、首を抜いたとのことで指導を受けます。その後も間合いを詰めてくる相手に対してうまく合わせながら巴投や大外刈であと一歩の場面を作り、終盤、相手に2度目の指導が与えられ、そのまま押し切って、準決勝に駒を進めました。

準決勝
志々目 優勢負(有効:肩車) ○ SMETOV(カザフスタン)

準決勝、昨年のアジア大会王者、カザフスタンのSMETOVと対戦します。開始早々、相手の肩車で有効を先取されます。その後は技をつなぎますが、相手に指導がいきません。その後も攻め続け、ようやく相手に指導が与えられます。その後も逃げる相手に掛け逃げや防御の指導が与えられ、指導3まで追い上げます。しかしあと一歩届かず、3位決定戦にまわりました。

3位決定戦
志々目 ○ 一本勝(大外刈) KITADAI(ブラジル)

3位決定戦、ロンドン五輪3位のブラジル:KITADAIと対戦します。序盤から積極的に攻め、相手に指導が与えられます。その後も自分のペースで展開し、最後は見事な大外刈で一本を奪い、銅メダルを確保しました。

十分優勝出来る内容であっただけに、準決勝での敗戦が悔やまれます。

来年の五輪の舞台で雪辱出来るよう、しっかりと課題に取り組んでいきたいと思います。

応援ありがとうございました。

監督

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