本日行われました関東選手権大会兼全日本予選の結果をご報告致します。
女子
緒方亜香里：優勝
2回戦
緒方 ○ 一本勝(大外刈) 蓮尾(山梨学院大学)
序盤から積極的に大内刈や内股で攻め続け、相手に指導が2度与えられた後、大外刈で一本を奪い、初戦を突破します。
3回戦
緒方 ○ 一本勝(腕絡) 今村(淑徳大学)
序盤、相手を前に引き出しながら内股に入り、有効を奪います。その後も攻撃の手を休めず、相手に指導1が与えられた後、寝技のチャンスにしっかりと腕絡を極め、準々決勝に駒を進めました。
準々決勝
緒方 ○ 反則勝(指導4) 能智(筑波大学)
緒方の圧力に負け、場外に出た相手に場外指導が与えられます。
その後、両者に消極的指導が与えられ後、さらに相手に再度、場外指導が与えられます。激しい組み手争いが続く中、相手の引き手を払ってしまった緒方に2度目の指導が与えられますが、試合終盤に、組手を嫌って首を抜いた相手に4つ目の指導が与えられ、反則勝ちで先ずは全日本選手権出場を決めました。
準決勝
緒方 ○ 優勢勝(指導3-1) 泉(山梨学院大学)
得意の寝技を軸に、緒方のペースで試合が進み、相手に消極的指導が2度与えられます。試合中盤、緒方に場外指導が与えられますが、その後も積極的に攻め続け、相手に3つ目の指導が追加され、決勝に駒を進めました。
決勝
緒方 ○ 優勢勝(指導3-1) 藤原(筑波大学)
消極的な相手に指導、その後、両者に指導が与えられます。積極的に前に出て、内股で攻め込む緒方に対して技が出ない相手に3度目の指導が追加され、そのまま試合は終了し、緒方が見事優勝を遂げました。
今日は、終始、取り組んできた組手の成果を発揮し、自分の形になる場面が多かったように思います。手術後の大会では、なかなか優勝までたどり着けなかったので、今回の結果はよいきっかけになるものと思います。
しかし投げきれない場面も見られましたので、選抜大会、皇后杯の制覇に向けて、更なるレベルアップを図らせたいと思います。
男子結果(全国出場は上位6名)
優勝: 加藤(千葉県警察)
2位: 下和田(京葉ガス)
3位: 飯田(山梨学院大学)
4位: 神谷(筑波大学)
5位: 尾原(筑波大学)
6位: 河原(京葉ガス)
7位(補欠1): 橋高(筑波大学)
8位(補欠2): 中西(神奈川県警察)
女子結果(全国出場は上位7名)
優勝: 緒方(了徳寺学園)
2位: 藤原(筑波大学)
3位: 井坂(山梨学院大学)
4位: 泉(山梨学院大学)
5位: 新添(山梨学院大学)
6位: 高橋(国際武道大学)
7位: 能智(筑波大学)
8位(補欠): 古屋(筑波大学)