整復医療・トレーナー学科とは
アスリートを支えるトレーナー、ケガと痛みのプロフェッショナル柔道整復師、その二つの夢を同時に叶えます。さらに、中・高の保健体育教員になるための免許状を取得し、特別な資格を持った教員として、学生を指導することができるのも、了德寺大学ならではの特徴です。
熱い志で将来の夢をつかもう
- 整復医療・トレーナー学科長 大澤 裕行 教授
- 本学科は僅か4 年間で 柔道整復師、日本スポーツ協会アスレティックトレーナー、中高の保健体育教諭、CSCS、健康運動指導士など、教育から健康福祉に至る広範な資格取得が可能です。柔道整復師資格を併せ持つ保健体育教諭、医療国家資格を持つアスレティックトレーナー、 パフォーマンスの向上のためCSCS 資格プロトレーナー、介護福祉分野で活躍する健康運動指導士、また、柔道整復師一本で整骨院開業の起業家。あなたの将来を見据えた人生の戦略に見合う、どんな選択肢も無限に広がるはずです。自らの将来のため、熱い志を持ち了德寺大学に入学して、いち早く人生の切符を手に入れてください。
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夢をカタチにするために
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Department of Judotherapy and Sports Medicine
これが、学科の英語名称です。
柔道整復師は日本古来の伝承医療技術として多くの国民の健康に寄与してきた国家資格のひとつ。その資格をベースに、ボディケアのできる体育教諭やアスレティックトレーナー(AT)を養成することで受験生の夢をカタチにすることを実現しました。いつかは世界の舞台で活躍するアスリートを支えたい。トレーナーとしての夢を最短距離で実現できる、それが整復医療・トレーナー学科なのです。あなたの夢の扉が、今、開きます。
整復医療・トレーナー学科 2022 年度 実績
柔道整復師国家試験合格率(現役)
89.1%(養成大学 全国1位)
中学校・高等学校教諭一種 免許状(保健体育)取得者
13人
本学では、国家試験対策講座を実施し徹底した指導を行っています。
本学卒業生で国家試験受験希望者を対象とした特別研究生制度もご用意しております。
取得可能な資格
- 卒業と同時に取得できる資格
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・学士(柔道整復学)
・柔道整復師国家試験受験資格
- 必要な科目(単位)を取得することにより得られる資格
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・アスレティックトレーナー受験資格(公益財団法人 日本スポーツ協会)
・CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト受験資格)(特定非営利活動法人 NSCA ジャパン)
・健康運動指導士受験資格(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団)
・中学校教諭一種免許状(保健体育)
・高等学校教諭一種免許状(保健体育)
柔道整復師を柱に、保健体育教諭、アスレティックトレーナーの
3分野を学習することが可能
3分野はそれぞれ部分的に重複する要素を含むため、並行して学習することで反復効果が得られ、各資格習得試験の合格率が高まると考えています。また実際に資格を取得し、それぞれの職種についた場合も、保有する資格を複合的に活用することで、単体で活動する場合よりも大きな効果が得られると思われます
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柔道整復師 + アスレティックトレーナー
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トレーナーの現場で活躍している多くの先輩が保有している組み合わせです。アスレティックトレーナーで理論的かつ科学的な裏付けを作ると同時に、医療国家資格である柔道整復師を活用することで、現場における選手のケアが可能になります。
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柔道整復師 + 保健体育教諭
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中高の体育の先生は、常に生徒のケガと隣り合わせです。また、部活動の顧問などでも責任を担うことが多いのも特徴です。専門的知識を駆使し、医学的見地からケガが発生した時に誰よりも素早い応急処置ができるばかりでなく、場合によってはその場でケアすることさえ可能なのです。またケガをしない運動指導を実践できるのも魅力です。
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柔道整復師 + アスレティックトレーナー + 保健体育教諭
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考えられる最高の組み合わせです。一流のプロトレーナーを目指すための長い研修期間を安定した環境で過ごせるだけでなく指導面(選手・学生)、臨床面、研究面、教育実践など様々な角度から幅広い能力が培われます。教育現場に医療国家資格を持つ先生がいれば、あわてることなく的確な対応と処置が可能となります。
STUDENT'S VOICE
教育の現場に立ちスポーツを
通して子供達を支えたい
- 西久保 豪海 さん
整復医療・トレーナー学科 4年
(東京都/成立学園高等学校 出身)
- 取れる資格の多さに興味を持ち進学しました。資格に必要なコミュニケーション能力を磨くため、日頃から言葉選びを大切にし、わかりやすく伝えることを意識しています。最近では子供のスポーツ人口が減少傾向と聞き、将来は医療資格とトレーナーの資格を持った教員を目指し、教育の現場に立って子供達を支えていきたいと考えています。
整復医療・トレーナー学科実習室・設備紹介FACILITY
柔道整復師やスポーツトレーナーに必要な外傷・障害に対する治療(手技療法、運動療法、物理療法、骨折・脱臼の整復、テーピングやストレッチ)の知識を得ることを目的とした実習室です。
- 整復医療実習室1 整復医療実習室2
- 柔道整復師やスポーツトレーナーに必要な外傷・障害に対する治療(手技療法、運動療法、物理療法、骨折・脱臼の整復、テーピングやストレッチ)の知識を得ることを目的とした実習室です。
- 動作解析・運動学実習室
- 身体重心の変化や関節運動など身体運動のメカニズムについて、様々な測定機器を用いて定量的に解析することを目的とした実習室です。身体重心の変化や力の向き、大きさなど、目では見えない現象を測定することは、動作分析を行う上で重要な情報となります。
- 呼吸・循環器系生理学実習室
- 運動負荷に伴う身体の反応(呼吸循環応答)について、様々な測定機器を用いて定量的に分析することを目的とした実習室です。呼吸循環応答を測定することは、運動療法の適応と効果を判定する重要な情報となります。
- 基礎医学実習室
- 骨標本をはじめ、さまざまな人体模型を常置しており、骨標本の観察や生体観察の実習を行います。学生は各種模型を随時見ることができます。
- 解剖組織実習室
- 解剖学や生理学の実習を行う教室です。骨格標本や顕微鏡等を使用し、理学療法を学ぶ上で基礎となる生体の構造とメカニズムについて実習・実験を通じて学習します。
- 中枢神経機能解析実習室
- 中枢神経(脳や脊髄)は全ての器官をつかさどる大切な器官です。この実習室では、生理学実習等の授業で、中枢神経系のメカニズムを実習・実験を通じて学びます。
- 環境適応機能解析実習室
- 障害者の社会復帰を図る上で、障害者が再び環境に適応することが必要不可欠です。この実習室では生理学実習などの授業で、環境適応における生体メカニズムを実習・実験を通じて学びます。
- トレーニングルーム
- アスレティックトレーナーの資格を取得すために、様々なトレーニング方法を学びます。