どうもこんばんは。
佐藤武尊です。
釣りが大好きな佐藤です。
今回はあの巨大カジキマグロ(本当はヒラメ)と戦ったときの話しをさせていただきます。
…とある、二、三年前の初夏。私は親友の中原とヒラメを追いかけて、茨城は鹿島港から船に乗った。
その日の朝は肌寒く、船宿(釣人が一泊するための宿)に泊まっている僕たちも心なしか毛布を何枚もつかっていた。
出港した時刻は5時。釣り場につくころには、波はべた凪で釣りにはもってこいの陽気になった。
船頭の『はい、50メーター60メーター』の合図で海底10のところで餌であるいわしを引っ掛けて、引っ掛かったらそのまま海底50まで糸を垂らす。
ヒラメの引きは独特で、一発目の食いで引いたら、すぐにばらして(逃がして)しまう。
一発目…二発目…三発目四発目!にグググッ!っと下に、今にも海底に引き込まれるほど(大袈裟)引き込まれます。
その日もその当たりを待つことすぐ…
『クンクン…』…『お!?』2発目で終わり、食いつかず…またもや『クンクン!』…『こい、ヒラメちゃん!!』またもや食いつかず…。
それからたつこと7時間…………。
朝の二回以来、全く当たりがこない!!!
焦る僕を横目に日焼けを始める親友の中原…
僕も諦めて日焼けを始めました(^-^;
すると船頭が『はい、お疲れ様でした〜』と、船首を港へ向けた。
全く釣れない釣りは、それはそれで僕は好きです!
たしかに爆釣(アホみたいにつれること)の日も楽しいけども、釣れないな〜と、ぼーーーーーーっと船の上にいて過ごしたり、船の隣の乗り合いのおじさんと会話をしたり一時…
趣味の世界において、世代を越えたジェネレーションギャップを感じさせない付き合いや、普段考えもしないようなことまで考えることができるぼーっとできる時間。
釣れる釣りも『釣り』、釣れない釣りも『釣り』。僕はそんな『釣り』は大好きです!!
もし、みなさんもこのブログを見て万が一釣りをしたくなったら、相談してみて下さい。東京湾でも、茨城沖でも、知り合いの船宿紹介しますよ。
では今回はこの辺で。
それでは皆様、よいお年をお迎え下さいますよう、心からお祈り申し上げます。
その日港に着いてから、『今日、潮(海流)が悪くてわるかったな!』と、船頭が船宿の生け簀(いけすと読み、魚がストックされてる巨大な水槽のこと)から巨大なヒラメ二尾を分けてくれた。
僕はその、も・ら・っ・た・ヒラメを両手に持ち上げた真っ黒に日焼けした中原を写メに抑えた。
ファインダー越しの彼のあの笑顔を、僕はきっと忘れることはないでしょう。
※竹沢先輩に振られたバイクネタはまたの機会に…笑