本日行われましたアジア選手権大会(韓国・済州島)初日の結果を報告致します。
五輪出場権獲得に向け、非常に厳しい組み合わせとなった小野は、初戦カザフスタンの選手を内股一本勝で下します。
しかし、2回戦で韓国の金と延長戦にもつれ込み、最後は相手の双手刈で効果を奪われ、悔しい敗戦となりました。
気を取り直して敗者復活戦に臨み、初戦、典型的なロシアスタイルのキルギスタン選手に対して何とか大内刈で効果を奪って振り切り、五輪出場権をかけてウズベキスタンの選手と敗者復活最終戦を戦いました。
この試合では小野ペースで進むもののポイントに至らず、勝負はGSに突入し、一進一退の攻防の中、相手が手をズボンのすその中に入れて攻撃したことに対して指導が与えられ、小野が辛勝しました。
3位決定戦ではタジキスタンの選手に対して結果的に指導1の差でしたが、内容は小野が圧倒して、どうにか3位に食い込みました。
この日は五輪出場権が掛かる今までに味わったことのない強烈なプレッシャーの中で、何とか踏ん張り、北京への道をつなぎました。
普段の大会であれば、もっと楽に勝てたと思われますが、絶対に負けられない状況下の中での経験は必ず北京のつながるものと思われます。
明日は平岡の出番になります。調子は良いので、必ずやってくれると思います。
下記に日本選手の結果を記載します。
男子
90?級:泉(旭化成):優勝
100?級:竹谷(警視庁):5位
+100?級:片渕(JRA)
女子
63?級:小澤(山梨学院大):優勝
70?級:上野(三井住友海上):優勝
78?級:穴井(帝京大):3位
+78?級:立山(東海大):優勝
監督