本日、千葉県総合スポーツセンター武道館にて、千葉県選手権大会(国民体育大会第二次選手選考会)が行われました。
了徳寺学園からは男子7名、女子4名がエントリーしました。
成年男子60kg級
小川武志:優勝
石川裕紀:2位
決勝戦は、開始早々に石川の内股を小川がうまく透かし、綺麗な一本勝ちで小川の貫禄勝ち。
成年男子73kg級
黒岩翼:3回戦敗退
秋元希星:3位
(優勝:西岡和志 京葉ガス)
黒岩は初戦から動きに精彩を欠いた。3回戦で千葉県警の久保選手に対し、ゴールデンスコアの延長戦までもつれ込む。後半にスタミナが切れてしまい、判定2−1で敗れる。
秋元は準決勝戦まで得意の寝技で勝ち上がった。準決勝戦は優勝した西岡選手との対戦となった。最初にポイントをリードされるが、中盤に相手の内股をうまく返して技有を奪い逆転する。しかし、後半、組手が雑になり西岡選手の内股が見事に決まり一本負け。
成年男子90kg級
穴井亮平:3回戦敗退
佐藤大地:3位
(優勝:花本隆司 京葉ガス)
3回戦、穴井は千葉県警の日當選手と対戦。序盤、相手の得意とする払巻込で技有を奪われる。なんとかポイントを返そうとするが、再度、払巻込を掛けられ一本負け。
佐藤の準決勝は優勝した花本選手との対戦となった。一進一退が続いたが、残り1分ほどで花本選手の背負投で有効を奪われる。反撃を見せるがうまく捌かれ、そのまま優勢負け。
成年男子90kg超級
森本翔太:優勝
森本は初戦から気迫のこもった試合を見せ、一本勝ちを重ねて勝ち上がる。決勝戦は千葉県警の年藤選手との対戦となった。森本は序盤から積極的に攻め、中盤までに相手に指導2を与えポイントをリードする。後半やや守りに入った森本に指導1が与えられるが、そのまま逃げ切り優勢勝ち。
成年女子52kg級
森本奈々美:2位
濱口光:2回戦敗退
(優勝:東川真梨 ヤックスケアサービス)
森本は決勝戦、ヤックスの東川選手に対し、釣手を絞られてしまい攻めあぐむ。中盤、東川選手の奇襲の隅返で技有を奪われる。逆転を狙うが、森本の良い組手になれずそのまま優勢負け。
濱口も2回戦で東川選手との対戦となった。普段48kg級の濱口はスピードを活かして攻撃しようとするが、相手に寝技で一瞬の隙をつかれてしまい、抑え込まれて一本負け。
成年女子70kg級
谷口亜弥:欠場
(優勝:ヌンイラ華蓮 環太平洋大学)
大会数日前に肩を怪我してしまい、今回は欠場となった。
成年女子無差別級
渡邉美奈:優勝
出場選手3名中1名の選手が欠場し、1試合のみとなった。開始早々、支釣込足で相手を倒し、そのまま横四方固で抑え込んで一本勝ち。格の違いを見せつけた。
優勝者は出たものの、勝てる試合を逃してしまう選手が多く、全体的な結果としては惨敗であった。
どのような大会、どうような環境、どのような体調であっても、畳の上に上がったのであれば、必死に勝ちにいかなくてはいけません。負けた者はその気持ちが欠けていたような気がします。
選手はこの反省を活かして、次の試合につなげてほしいと思います。
コーチ 金丸