本日行われましたグランドスラム東京の2日目の結果を報告します。
73kg級
粟野靖浩：2回戦敗退
粟野は初戦、開始早々の背負投で一本勝ちし、2回戦で66kg級から階級をあげたモンゴルのツガンバータルと対戦します。この試合でも粟野が先に先に攻めて、相手に指導が与えられます。その後、お互い攻め合う中、粟野が小内刈にいったところを支釣込足に合わされて、ここで涙をのみました。
粟野らしく果敢に攻め続けましたが、結果につながらず、悔しい結果となりました。この悔しさを次戦ではらすべく、しっかりと取り組んでいかせたいと思います。
70kg級
今井優子：3位
今井は、初戦を開始早々の内股で勝利し、2回戦で先月の世界国別団体戦で不覚をとった、ブラジルのポルテラと対戦します。この試合でも開始早々の小内刈で一蹴し、準々決勝に進出します。準々決勝は昨年のこの大会で敗れた韓国のキムと相対します。ここでもこの日好調の今井は、足払いで潰れた相手に対してすかさず寝技に持ち込み、得意の形で抑え込んで雪辱を果たします。準決勝はオランダのボルダーとの対戦となり、なかなか組ませてくれない相手に対して、自分の組手になれません。相手に奥を叩かれて指導を奪われる展開で、挽回しようと勝負に出たところを掬投に合わされ、決勝進出はなりませんでした。
初戦から万全の出来だっただけに、準決勝で自分のペースになれなかったことが悔やまれます。しかし、これまで外国人相手ではなかなか自分の試合ができていなかった今井ですが、徐々に力を発揮できてきているので、さらに強化していきたいと思います。
昨日、そして今日と進歩の兆しが見れる試合もありましたが、あと一歩、結果につながりませんでした。来年の戦いではしっかりと修正して、結果につなげていきたいと思います。
応援頂きましたみなさま、ありがとうございました。
監督