一歩一歩

この度の東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。

そして一人でも多くの方が、少しでも早く、大きな意味で救われることを祈っています。

想像をはるかに超えた被害、そしておびただしいまでの失われた尊い命の数。震災発生から20日をむかえた今も、正直言葉がないのが現状です。

今回、日本に起こったこの現状をすべて呑み込むまでには、まだまだ時間が必要だと思います。

この惨状に対して、一人間として、一個人として何が出来るだろう。これは今回の災害を目の当たりにした人々共通の思いだと思います。

軽々しく「頑張れ」とは言えないほどの現実を抱えた人々に対して正直かけるべく適切な言葉も浮かびません。

「義援金を送る」、「募金を集める」、「ボランティア活動をする」、そして「節電」などの日々出来ることをする。私のない頭ではこうしたことしか浮かんできません。

そうした活動がこれほどまで傷ついた人たちに、どれだけ届くかもわかりません。

1人の存在、力の小ささを改めて思い知りました。

しかしこうした思いを持った人々が、同じ方向を向いた人々の力が、1つ1つは小さくても重なっていくならば、必ず遠くない未来に光がさしてくるのではないかと信じています。

言うまでもなく、程度の差は非常に大きく軽々しくは言えませんが、今回の震災で直接的、そして間接的に影響を受けていない日本人、そして日本に住む人々はいないと思います。

だから全員が当事者意識を持ち、これから直面する長い戦いに対して一歩一歩、歩みを進めていければと思います。

あまりに抽象的で自分でも上手く表現できていないのは百も承知ですが、常に自分に出来ることは何かと自問自答しながら、そして今こうして生かされていることに感謝しながら日々生きていきたいと思います。

そして私達がこれまで打ち込んできた柔道を通して、簡単にその戦う姿を通して皆さんに元気を出してくださいなんて言えませんが、しかし今出来ることの一つとして自分達の最高の柔道を出し切れるよう、大会毎に臨んでいきたいと思います。

そして時期をみつけて私達が持つ柔道技能を生かした間接的な復興活動にも了徳寺学園柔道部をあげて取り組んでいきたいと思います。

これからの長い戦い、皆さんと歩を1つにして進んでいければと思います。

山田利彦

佐藤武尊 42

み ‐ ぞ ‐ う【未曾有】

《「未(いま)だ曽(かつ)て有らず」の意》

1 今までに一度もなかったこと。また、非常に珍しいこと。希有(けう)。みぞうう。「―の大地震」

2 十二分経の一。仏・菩薩(ぼさつ)による奇跡を記した経典。

※goo辞書(国語辞典)より

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/211988/m0u/%E6%9C%AA%E6%9B%BE%E6%9C%89/

この度、この「未曾有」という言葉をテレビやラジオで耳にします。

今回の東日本大震災においては、「今までに一度もなかったこと。また、非常に珍しいこと。」の両方の意味で使用されているものと考えられます。

私の親戚も福島県や茨城県大洗町に在住しておりますが、一族全員無事だったみたいです。

今回の「未曾有」の大津波や大地震で亡くなられた方々、また、ご遺族の方々にお悔やみ申し上げます。

さて、今回の大地震における被害をうけて発生している福島第一原発事故に関して、これは「未曾有」の出来事だったのでしょうか。

テレビやラジオなどのメディアでは大震災について「未曾有の震災…」と、よく使われているので混同しがちですが、混同してはならないと思います。

原発事故自体は未曾有ではないからです。

防げたはずの原発事故。

私は、某電力会社を批判するつもりはありません。

私は冷房が大好きです…、冷えたビールが大好きです…、部屋が暗いよりは明るくしたいです…等、この私の必要以上の利便性を欲した「欲」…。

子供を抱える私にとって、放射性物質におびえる生活を送っている中で、常々悔やむと同時に、原発の近くに住む方々を大変危険な目にあわせていることに大変申し訳なく思っております。

私自身の「欲」だけが今回の原発事故を起こしたまでとは考えにくいですが、少なからず、利便性や発展を追求してきた我が国の「欲」が原発を作り上げたと考えます。

そして、こんなにも危険なものが日本各地(沿岸部)にいくつもあり、我々の利便性の向上と同時に人類滅亡の危険性を少しでも高めているとの知識をもっていなかった私を悔やみます(それなりに危険だということは認識しておりましたが…)。

代替えのエネルギー技術の普及が進む昨今、原発技術の向上はもとより、日本国民や世界中の方々が「エネルギー」についての意識や、「それ」が引き起こす脅威の認識をし、「なにか」を変えていくべきではないでしょうか。

今までの私たちは人類史上、たった数十年の間で「発展」してきたと、ある意味での勘違いを起こしていたに過ぎず、実は「滅亡」に近付いていたのではないでしょうか。

まだまだ先になるかもしれませんが、この「未曾有」の震災を乗り切った暁には、私自身の行動も含め、世界中の人々の意識や行動を変えるべきかと私は考えます。

3/23時でのWeb記事です。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110323/dst11032319290049-n1.htm

水道水は乳児向けの厳しい基準 「1年間毎日飲んでもリスク低い」

2011.3.23 19:28

 東京23区全域と都内5市に出された「乳児は水道水の飲用を控えるように」との要請。どのようにとらえるべきなのか。

 「水道水に含まれた放射性物質の摂取制限は、カドミウムなどの環境汚染物質や食品添加物などと一緒のレベルで考えないほうがいい」と、長崎大大学院医歯薬学総合研究科の山下俊一教授は指摘する。

 一定レベル以上を摂取すれば、中毒や障害を起こすカドミウムなどに対し、放射性物質は、安全性のグレーゾーンが非常に大きく、より安全な数値を基準としているからだ。

 国立保健医療科学院の欅田(くぬぎた)尚樹生活環境部長は「成人が放射性ヨウ素1キロ当たり100ベクレルの水を1年間毎日1リットル飲んでも、甲状腺がん発症の生涯リスクが高くなる可能性は1万分の2上がるだけ。乳児の場合でも影響は少ない」という。

 厚生労働省が示している食品の摂取制限に関する暫定基準値では、放射性ヨウ素は飲料水と牛乳・乳製品1キロ当たり300ベクレル。しかし、1歳未満の乳児については、食品の安全基準などを定める政府間機関「コーデックス委員会」が定めた国際規格に基づき、成人より甲状腺がんなどのリスクが高く影響を受けやすいとして、基準を通常の300ベクレルよりも厳格化し、100ベクレルとしている。

 欅田部長によると、人が生涯、交通事故に遭うリスクは200人に1人。喫煙者が肺がんになるリスクは100人に2人。「リスクを数値化すると現状、水道水から検出されている放射性物質の数値は極めて低いといえる。冷静に対応する必要がある」と話す。

 厚労省は暫定基準値を超えた水道水について、(1)指標を超えるものは飲用を控える(2)生活用水としての利用には問題ない(3)代替となる飲料水がない場合には飲用しても差しつかえない−としている。

また、最近のニュースで気になることが二つ。

「〜は、直ちに影響の出る値ではない…」・・・いつ、どれくらいの量でどれくらい影響がでるのですか?半年後ですか?5年後ですか?20年後ですか?わからないんですか?

「〜の危険性のリスクは極めて低い…」・・・やっぱり、少しはあるんですか?

今、原発事故において、最前線で戦っている政府の方々、レスキュー隊や自衛隊の方々、某電力会社の方々やその関係者の方々には深く、深く、深く頭が下がります。

私は、2児の父親として、一家の主として、震災後、子供たちや家族守ることで必死でした。大げさに捉える方も中にはいるかもしれませんが、本当に必死でした。その気持ちは今でも変わっていません。おそらく5年後も10年後も20年後も30年後も変わることはないでしょう。

その、20年後、30年後に日本の国を背負っているのは今の子供たち世代だと思います。しかし、今最前線で、カメラの前で話している方々は、おそらく20年後、30年後には最前線には出てこないのではないでしょうか。

自分の子供を守ることの意味は、各人もっていることでしょう。

前述の記事中の、専門家の言葉で「・・・がん発症の生涯リスクが高くなる可能性は1万分の2上がるだけ。乳児の場合でも影響は少ない・・・」、といっておられています。知識の無さが、恐怖心や風評を煽ると思いますが、0歳と2歳を抱える私にとっては、その「10000分の2」の確立が非常に高く感じられました。諸説紛々だとは思いますが、私の少ない知識の中では「子供は余計な放射線は浴びない・余計な被爆は避けるに越したことはない」ということで結論づいています。

目に見えない敵から、自分の子供は自ら守るしかない…。

とはいえ、放射線から身を守るカプセル内に閉じこもって自給自足の生活を送ったり…など、社会生活から孤立するわけにはいかない…。

理想と現実のギャップがここにはあります。

しかし、その範囲の中で、常に万全を期して生活を送っていきたいと考えています。

私の住んでいる茨城県つくば市も、実家のある神奈川県も、地震の影響はもとより放射性物質の脅威や物資の不足など、いろいろな見かたのある中で、「被災」と呼ぶに及ばないのかもしれませんが、少なくとも通常の生活はおくれていないことは事実です。

命あっての普通の生活…、普通の生活あっての柔道や勉強…、柔道や勉強あっての命…。

この、私にとっての理想的な日常のサイクルを取り戻すことと、大小はあるけれど大小関係なく、今回いろいろな意味での被害・被災を受けた方々の、一日でも早いご復興を心から願っております。

こんな時こそ

font-size:medium;”>「精力善用」「自他共栄」。

つくづく、心に響きます。

石井孝法 35

こんにちは。石井です。

東日本大震災

連日、トップニュースで報道され

いまだに被害は広がりをみせています。

(2次災害など)

浦安地区液状化で大きな被害を受けました。

今も復旧作業が続いています。

この状況で、何を発信するべきか。

……

何も発信しないというのが一番正しいのかもしれません。

が、

今感じていることを記録として。

 情報過多が生む不安

 

 マスメディアだけでなく、twitterやブログ、様々なSNSなどで簡単に情報が入るようになって便利になったと感じていたが、今回の災害では逆に皆を不安にしている。原発の問題についても国内の情報と海外の情報に違いがあったり、専門家の見解にも違いがみられたりしている。

 情報が多すぎると何を信用していいわからなくなり不安を生むということがわかった。

 伝言ゲーム化

 伝言ゲームをしたことがあればよくわかると思うが、ある量を超えた(もしくは難しい)情報は数名の伝言ゲームでも内容が全然違うものになってしまう。

この大変な状況の中で実際に起こっている…

これが一番の問題かもしれない。情報過多でも自分で調べ、自分で考え、自分で判断し、自分で行動すれば後悔はしないと思うが…

 

 信頼する人や発言力のある人から聞く内容は、マスメディアの情報を超える。

 

自分に発言力があるという人は、気を付ける必要あり。

 本当の友を知る

 普段まったく連絡をとっていなくても、こういう状況の時に

「大丈夫か??」

「怪我はないか??」

と連絡をくれた九州の友は本当の友だと感じた。

ありがとう!!

以上、記録として。

あっ

もう一つ

「今、私たちは何をやるべきか」

これは、答えがない問題。

それを理解して、私は後悔しない行動をとる。

以上。

OB 坂本周作

OB坂本です。

『明るい未来を子供たちに。』

私の今のテーマです。

決して捻くれてるわけではなく、ブログで多くの方が地震の事に触れ、励まし、エールを送られていますのでここいらで私は地震の話には触れずに明るい話をと思ってましたが、やっぱ触れないわけにはいかないと自分の中で感じたので触れます。

いつかはくるのかなと思ってはいたものの、いざこうしてくるとであってほしいと思わさせられる今回の地震。

被災地の人達はその何百倍の気持ちでそう思ったことか。

被災した人達の気持ちは被災した人達じゃないとわかるはずもなく。

世間は簡単に『その人の気持ちになって考えよう』とか、『みんな気持ちは一緒だから』とか言うけれど、そんな言葉はあまりにも私的には軽すぎて、口が裂けても自分には言えない。

とは言っても自分がどれだけの事ができるのかと考えてみたが、たいしたことはできない。

でもみんな立ち止まるわけにはいかず、今できることをやりぬいて前に進んでいくしかない。

戦争したわけではなく自然災害なので一緒にしてはいけないが、戦後の日本がみんな一つの方向を見て我が国を立て直してきたように、今回もみんな一つの方向を見て、起死回生で国が少しずつ少しずつ蘇って行く事を願っている。

こんな事が起きても、まだなお戦争をやめない国だってある。

自分たちはなんてバカらしくなんて小さな事をやっているんだろうと気付いてほしい。

人間は何度同じ過ちを繰り返していくのでしょうか。

たくさんの子供たちが自由にたくさんの夢をもって、楽しさに溢れた世界になることを心から願うばかりです。

一歩ずつ… 一歩ずつ。

西村久毅 24

東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様および、そのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

震災から時間がたつにつれ被害の大きさが分かります。

地震の強さもさることながら、それによる津波の被害は甚大です。

阪神淡路大震災では地震後の火災により多くの被害が出て、その光景は目に焼き付き、火の恐ろしさを知りました。

そして、今回津波という水の恐ろしさを知りました。

さらに、放射能により避難を余儀なくされている方々もいます。

自分の地元も日本海に面し、原子力発電所が多数あります。

人事だとは思えませんでした…

一刻も早く被災地が復興すること願います。

みんなで協力しましょう!

今井優子 36

東北関東地震で被害にあわれた皆様方に、心からお見舞い申し上げます。

地震、本当にこわかったです。関東は震度5くらいでしたが、怖くて言葉もでませんでした。

まだまだ余震続いてます。

被害がこれ以上大きくならないことを祈ります。

私自身、できることを協力したいです。

1日も早い日本の復興を願います。。。

OG 長瀬めぐみ

こんにちは

長瀬めぐみです!

ご無沙汰しております☆☆

今回の地震‥

私の住んでいる岐阜県は

ま‥

ったく問題なく

連日の地震被害の映像が

同じ日本とは思えないほど‥

信じたくない映像ばかりで‥

でも

これが今の日本だと思うと

どうしようもなく胸が痛みます。

災害により、お亡くなりになられた方々へのご冥福を申し上げると共に、被害にあわれた方々のお見舞い、心より申し上げます。

この度

地震があってからすぐ

佐藤あいちゃん

田中みきちゃん

岐阜の私のアパートに避難しにきました。

大事な試合前やし

なんとか練習場所、練習量は確保したいと

色んなところに出稽古行ってきました。

今は

埼玉栄

同じく岐阜にて合宿をしています。

今は

ただただ

これ以上

被害が拡大しないこと

そして

1日も早い復興を

心から

祈っています。

森本翔太 36

東北関東大震災の被害に遭われた皆さま方に、心からお見舞い申し上げます。

毎日地震のニュースをみるたび、心が痛くなります。

私自身、今は何をしていいかわかりませんが

少しでも被災地の方々の力になれるように

協力していきたいと思っています!

一日も早い復興を願っています。

OB 佐々木伸次朗

東北地方太平洋沖地震によりお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。

被災された皆様、そのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

被災にされた方々の生活の回復を祈ることしかできないのは無力なのか無力でないのか正直解りません。

祈ることで、願うことで改善されるのならいくらでも祈ります。

しかし、現実ではそれでは何も変わらないのではと思ったりします。

様々な団体やアーティストやスポーツ選手がたが震災に協力していて、人、ひとりひとりの気持ちと行動力ってすごいと感じています。

人、ひとりの力は人によりますけど、大半は小さなもので微力だと思うんです。

その微力な人が行動することで、その力が終結し今現在のようなすごい義援金が集まるんですよね。

無力と微力の力の差を感じました。

柔道界でも、井上康生さん、内柴正人さん、鈴木桂冶さん、野村忠宏さん、たちが積極的に支援に参加しているみたいです。

この人達の呼びかけの力ってほんとすごいのだろうと思う。

僕の力はホントに微力にしかすぎない、けどいち柔道家として僕にできることをしていきます、

できることは柔道しかない。

柔道で人を呼びかけて、形にして日本の今、被災にあって精一杯の人達に御助力していきます。

皆で助け合いっていきましょう。

坂本トレーナー

みなさんはこないだの地震大丈夫でしたか?

私は女子の合宿(NTC)に参加していたので無事でした。

最新設備なのでエレベーターが使えなくなるくらいで他は大丈夫でした

ただ、土曜日に家に帰ると玄関が・・・・・・・

開かない。。。。。

何やら嫌な予感・・・

部屋がこんなになってました(;O;)

余震が来るたびにビビりまくってます。

さぁ、次の家探さなきゃ。

良い部屋見つかりますように!!!!!