飛塚雅俊 14

こんにちは

本日担当の飛塚です。

講道館杯に出場した選手のみんな、お疲れ様でした。
コーチ席で声をからす程アドバイスを送り、本当に声をからした監督、
ご苦労様でした。

それぞれ課題や収穫があったと思いますが、
次の試合に活かしていってもらいたいと思います。

さて、勿論講道館杯に出場できない私は、
みんなが講道館杯に向けて追い込んだり、調整したりしている時期の
11月5日から12日まで、日伯移民100周年事業の一環で、
ブラジルサンパウロ市に日本武道館企画の武道演舞会に、
形の演舞披露のために行ってきました。
(本当はサッカー見れるかも?と期待して行きました)

みなさんご存知かと思いますが、ブラジル日本の丁度裏側です。
日本から飛行機で直通で行くことは出来ず、ニューヨーク
トランジェットしサンパウロに入ります。

成田からニューヨークまでが約13時間
ニューヨークからサンパウロまで約9時間
トランジェットを含むと24時間を越える長旅です。
勿論ですが、往復します。
(ブラジルまでサッカー見にいくのは、大変だなと思いました)

これがキツイキツイ
機内食は合計4〜5食出てくるは(途中から食べなくなりました)
寝ても寝ても着かないは、席は狭いは、機内は乾燥してるはで、
エコノミー症候群て、こんな時にかかるんだろうな?と本気で心配しました。
エコノミー症候群になることを本気で恐れた私は、
ばかりガブガブ2〜3リットル位飲んで、頻繁にトイレに立ち、
(周りの座席のみなさん、本当にご迷惑をおかけしました)
何とか無事サンパウロ空港に到着して、ブラジル入国を果たしました。

これで、仕事の半分が終わった位の満足感と疲労感を覚えました。
(後は、サッカー見るだけだ・・・?)

ブラジルでは、柔道の稽古はそれほど長い時間しなかったのですが、
形の演舞や技の紹介、一般の人に柔道を体験してもらうワークショップ等がやたらと忙しかったです。
(まだ、サッカーは見れていません)

そして何よりブラジルに行って感じたのは、
ブラジルは柔道も人気があるのですが、
なんと言ってもサッカー(日本と米国以外は、世界中フットボールと言います)
の人気が別格に凄いことです。分かっていたことですが。
(キャプテン○はここを目指していたんだな・・・と思いました)

時間にルーズなブラジル人も、サッカーの時間だけは
1秒も遅れないのだそうです。

今回のブラジル遠征では、サンパウロFC(TOYOTAカップ3回優勝)
のホームグラウンド、モルンビースタジアムと、
サントスFC(ペレが生涯在籍)のホームグラウンド
ヴィラ・ベルミーロに見学に行ってきました。
(最高ーですね)

特にサンパウロFCのホーム、モルンビースタジアムはサッカー好きの私にとって、
イタリアのACミランのホームスタジアム、ジュゼッペ・メアッシァ(サンシーロ・スタジアム)
イングランドプレミアリーグのロンドン・チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ビリッジ
を観に行った時と同じくらいに感動しました。もしかしたらそれ以上だったかもしれません

(本当は、リオデジャネイロのマラカナン・スタジアムも見たかった・・・)

実際の収容人数や、設備の充実振りは世界最高峰でした。
(立ち見も合わせると11万5千人入った記録があるそうです)
貴賓室やロッカールーム、一般人では入れないような所まで、
サンパウロ柔道連盟のみなさんのお陰で見学することが出来ました。
ありがとうございました。

実際サッカーの試合は見れませんでしたが、
地元の人に、危険だから行かない方が良いよ。たまに死人が出るからと言われて多少ビビリました
サッカースタジアムを見学できたので、十分満足のブラジル遠征でした。 

そしてまた、24時間以上掛けて日本に無事帰ってきました。

日本に帰って子供の顔を見て、子供にサッカーをやらせようかな?と、夫婦で真剣に検討しました。

子供には柔道ではなくサッカーをやらせると言うと、監督から「フッ」と鼻で笑われます。

いろんな意味で(勿論、柔道についても)勉強になったブラジル遠征でした。

以上、相変わらず柔道のことには全く触れない飛塚でした。

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