11月になり、朝晩の冷え込みが更にキツくなってきましたが、めぐみの秋でもあります。
先日、学生大会の応援で、兵庫県の尼崎に行ってきました。
大会は二日間で、時間にも多少ゆとりがあったので、近くの有馬温泉に行って来ました。
普段入ってる箱根の温泉とは違い、鉱物の鉄分が酸化した薄茶色っぽい温泉で、初めて行ったのですが、大変気持ち良かったです。
温泉街には必ずと言って良い程、美味いもんが存在しますね。
有馬温泉では佃煮が有名らしく、山椒や昆布の佃煮を試食しましたが、たいへん美味しかったです。
中でも山椒は実ではなく、花の部分が苦味があり、なかなか貴重な感じでした。
昆布も松茸等と一緒に煮込んであるものなど、とても面白かったです。
11月16日に自分の試合もあるので、温泉は減量目的と癒しを兼ねて行って参りました。
しかし、あちらでは食べ物の誘惑も多く、山の幸や、松茸と鱧の土瓶蒸し、関西では牛肉も有名です。
松阪牛や近江牛、有馬温泉近辺では三田牛が有名らしく、誘惑だらけでした。
で、色々我慢しながら、自分のお土産には丹波栗を買いました。
丹波の栗は、黒豆もそうですが、旨味も甘味も最高です。
大きさも、よく駅の売店で売られている天津甘栗の四倍くらいあります。
黒豆は時間がかかるので、今回はパスして、栗ごはんにして頂きましたが、最高に旨かったです。
関西から帰ると実家から毎年の如く、柿が送られて来ました。
実家は石川県の金沢で普通の家ですが、親父の実家が能登の山奥で、雪囲いをしなければならないような所で、毎年この11月の連休に冬支度をしに鳥居家は親父の実家に行きます。
長男・智男は好き勝手人間で、地元には戻らず柔道に明け暮れてますが、今年も申し訳ないですが、次男が頑張ってくれたようです。
親父の実家には柿の木が多数あり、その収穫物が長男宅に送られてきました。
柿は日本柿で渋柿で、いつも干し柿にしてます。
干し柿はこの寒暖の差が旨味を出し、白く粉を吹かせます。
北陸地方より関東の方が冬は乾燥してるので、どうやらこちらの方が上手く仕上がるようです。
今年は50キロくらい皮剥きをし、物干し竿に吊るしました。
まだ生な状態で非常に重いので、ここ2週間くらいは強風が吹かないように祈ってます。
物干し竿、ミシミシ言って可哀想な感じに今はなってます。
たいへんな作業ですが、自分が育った地のモノを食べる事は何だか強くなる様な気がして、あんまり縁担ぎ等しない人間のはずなんですが、感謝して、頂くようにしています。
感謝と努力と図々しさを忘れず、自分の仕事である柔道に人生を掛けていきたいと思います。
柔道好きですからね!。
講道館杯、頑張ります!!。