先週、学生の体重別の全国大会があり、関西に行ってきました。
結果は母校東海大学が危なげなく優勝し、後輩達にはおめでとう、お疲れ様の声をかけてやりたい感じでした。
最近の鳥居は怪我との戦いです。
講道館杯の出場が、突然取り消しとなり、気を抜いてたわけではありませんが、投げ足をくらい、膝を痛めてしまいました(クッソー鈴木桂治め!、まぁわざとじゃないですがね(−_−#))。
今は、試合もないし、出来る事をやってます。
せっかく関西に行ったので、今回は東海大学附属仰星高校で、柔道教室をしてきました。
今仰星で指導されているのは、私の大学での一つ先輩、岩川先生で、その日は四日市中央の弓矢先生も生徒を連れて練習に来ていました。
弓矢先生は現役時代凄く強く、ライバルでもありました。
この年代は本当に強い人達がいっぱいで、旭化成の中村行成先輩、今仙台大学で指導されている南條先輩等強い選手が満載でした。
皆さん、もぉ先生と呼ばれる立場で、全日本の篠原監督も同世代で、その一つ学年下が、全日本女子の園田監督や男子のコーチ中村兼三や私の代になります。
因みに了徳寺学園の監督、山田監督は私たちが大学一年の時の四年生、東海大学のキャプテンでした。
大学に入りたての頃は、頭も良く、柔道も強く、完璧な人間で、この人スゲーけど、目付きも悪く恐いなぁと思ってましたが、今は大分丸く成られて、優しい監督に成ってますね(^^ゞ。
皆さんそれぞれ、素晴らしい道に進み、先生と呼ばれ、良い意味で歳を重ねているようでした。
今回久々に弓矢さんと話をしたり、しましたが、あんなにめんどくさがりで、いい加減に思えた弓矢さんが、ちゃんと先生をしているなんてとびっくりして、スゲーなぁと、人は変わるもんだと感心と言うと失礼でしょうが、励みに成りました。
鳥居の目指す所は皆さんとは異なり、前例が無く、評価され辛い所にあり、自己満足かもしれませんが、ここまで来たら、中途半端にだけは成らないようにやり抜きたいと思っています。
長年誰よりも長く現役を続けているお陰で、若いモンには気付きもしない事をいっぱい知っています。
若い人が早くそれを気付く事で、もっと早く強く成ってくれればと思っています。
より多くの若者に触れる事で、将来の日本柔道界の底上げに繋がればと、正直、心から思っています。
若者諸君、頑張って下さい。