旅立ち2010

今年も今日3月31日をもって、4名の選手+1名のOG了徳寺学園から旅立ちます。

別れはやはりさびしいですが、今後とも了?寺学園OB&OGとしてそれぞれの活躍を期待すると共に、これからも末永くつきあっていけたらと思います。

じゅり

女子部2期生として入部したじゅりは、持ち前の天然ぶりと格闘競技に向いているとは思えないそのおっとりとした性格で、いつも柔道部にお花畑の雰囲気をもたらしてくれました(笑)。

まだ引退するには早いし、今でも投げる力は階級随一だと思っています。

私の指導力不足もあり、悔しい思いをさせたことが多かったように思いますが、持ち前の柔軟なからだを駆使して、どこからでもひょいっと入って簡単に投げてしまう柔道は印象深いものでした。

これからは良き妻として内助の功を発揮して欲しいと思います。

大外から一気で先輩方を抜いて了徳寺学園女子柔道部の結婚第一号となったじゅり、末永くお幸せに!

かわちゃん

「大丈夫です!」どんなときにも、足を引きずりながらもかわちゃんに状態を聞くと返ってくる言葉はこれでした。

2007年講道館杯の準決勝で膝を怪我して歩くことも満足に出来ていないのに、3位決定戦に出さしてくださいと無理やりに歩きながら「大丈夫です!」を連発していたのを思い出します。

たらればは禁物ですが、あの怪我がなければ、もっともっと思うような成績があげられたのにと思います。

しかし持ち前の人のよさ真面目過ぎるほど真面目なのにどこか抜けているその性格は、どこに行っても皆にかわいがられると思います。

先ずはしっかりと膝を直して、復活を期待しています!

ゆうき

少しシャイでマイペースなゆうき。なかなか思うような結果が出せなくて、忍従の2年間だったと思います。

ジュニア時代のように日本代表として世界の舞台で戦うべくチームの一員として頑張ってくれましたが、あと一歩というところでチャンスをつかみ損ねたように思います。

しかしまだまだ活躍はこれからだと思います。自分の頑張りひとつで未来は変えられると思います。

息子に奥さんに、強い親父を見せるべく、更なる活躍を期待しています。

あべちゃん

いつもニコニコしながら、こつこつ真面目に頑張っていたあべちゃん。

足首を捻って見るからに痛そうなのに「大丈夫です!」を連発するその姿は、男版のかわちゃんといえます。

個性派の多い男子柔道部の中では稀なおっとりとした性格ですが、黙々と練習に取り組む姿勢は好感が持てました。

2年間という短い間でしたが、これからのあべちゃんの人生の糧になる2年間を過ごしてくれたのではないかと思います。

今後も持ち前の努力で活躍を期待しています。

ねえさん

女子柔道部発足に当たり、影で支えてくれたのは寺山ねえさんでした。

選手のお姉さん役として、私との間に入ってくれ、チーム運営に大きく貢献してくれました。

主務としても優秀で、試合に集中するとうっかりすることも多い私のサポートを十二分に務めてくれました。

柔整試験合格後は柔整師として活躍し、了徳寺グループの医療部門で活躍していましたが、宮崎LOVEの思いを成就させて、今回ふるさとに戻ることになりました。

寂しくなりますが、宮崎の地で柔整師としての益々の活躍を願うと共に、披露宴の招待状が届くのを楽しみに待っています。

そして最後に1つ、先輩たち同様これからも予告無しにブログの順番をまわしますので、油断せず、ネタを集めておくように!

みんなお疲れ様、そしてありがとう!

了徳寺学園柔道部監督
山田利彦

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