石井孝法 26

こんにちは!! 石井です。

この時期になると

皆さんの期待している

サマーボディーの話やアピリ度の話を

しなければと思うのですが

今回は真面目な話です。

ブログで論じる内容か迷いましたが、

情報発信ツールは利用の仕方だと思います。

これで、考える機会を作れたらと…

最近、ある先生の言葉(苦悩と葛藤)に共感を覚えました。

そこで、

「柔道整復を学ぶものの姿勢」について考えてみました。

まず、

http://jpc.vis.ne.jp/jusei/kankei.html

の柔道整復師と柔道を読んでください。

この柔道整復術について書かれている中でも、

「武道的心構えに習熟し」や「武道の伝統と精神」

という言葉が用いられています。

柔道整復術を学ぶものは

武道を理解し、その心構えと正しい姿勢で

先生の教えを守らなければならないと思います。

(守破離を知るのもいいかもしれません。

 http://www9.ocn.ne.jp/~kihunkan/syu_ha_ri.htm)

ある講義で、先生は言いました。

「私は、職人です。

 

 ……

 現場は、甘くない。」

とても深い言葉だと思います。

大学教育の中では、

たくさんの研究をして

多くの論文・業績がある先生が

優秀だとされることが多いです。

しかしながら、

現場を知らない先生の言葉なんか

正直言って

屁のつっぱりにもなりません。

現場の厳しさを知り、

本物の柔道整復師になるためには

職人から学ぶべきです。

また、先生は

「柔道整復術は鍛錬しなければならない。」

といいました。

この言葉を言ってくれる先生が

(学校で)どれくらいいるのでしょうか。

多くの専門学校や大学の先生が発する言葉は

「国家試験に合格するために…」 だと思います。

「鍛錬」

いい言葉です。

宮本武蔵のことばを借りるなら

「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」

どんな仕事や学問も継続して修行することで大きな力になると…

私は、柔道を始めて24年がたちます。

そのほとんどを現場で生きました。

でも、技はまだ 改善されます。

柔道整復術も同じだと思います。

日々、稽古すること。

これが、

柔道整復を学ぶものに必要でしょう。

最後に、

柔道整復を学んでいる私が

何か偉そうなことを言っていると思ったかもしれません。

しかし、

先生の考える「柔道整復」

私の考える「柔道」に重なる部分があったので

柔道家として考えを述べました。

「武道としての柔道」と「競技としての柔道」

「現場の柔道整復」 と「学校の柔道整復(国家試験)」

指導者にとって苦悩と葛藤がある部分です。

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