国体関東ブロック大会結果報告

本日、茨城県行方市にて第66回 国民体育大会 関東ブロック大会柔道競技が行われました。

了徳寺学園からは千葉成年女子で、先鋒:森本奈々美、中堅:谷口亜弥、大将:渡邉美奈の3選手が出場しました。

ちなみに国体は、成年男子に関しては各都道府県から1チームずつ出場できますが、成年女子、少年男子、少年女子に関しては、この関東ブロック大会を勝ち抜いた4チームしか出場できません。

競技方式は8チーム(東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城、山梨、群馬、栃木)を4チームの2ブロックに分けます。各ブロックで総当り戦を行い、各ブロック1位がそのまま本国体出場。Aブロックの2位とBブロックの3位、Bブロックの2位とAブロックの3位が出場決定戦を行い、勝者が本国体出場となります。

千葉成年女子は、茨城、栃木、埼玉と同じAブロックとなりました。

1試合目 対茨城県チーム

先鋒:森本が緊張で動きが硬いながらも、寝技のワンチャンスを逃さず、きっちり抑え込んで一本勝ち。幸先のいいスタートを切ります。
中堅:谷口は肩の怪我の影響もあり、動きに精彩を欠きます。しかし、相手が内股にいったところをうまく小外刈で合せて有効を奪い、優勢勝ちでチームの勝利を決めます。
大将:渡邉は体格の大きな相手に対して、動きを止めてしまい、相手の小外刈で一本負け。

結果2−1で、まずは1勝

2試合目 対栃木県チーム

先鋒:森本は序盤に小外刈で技有を奪い、終盤に相手と接近戦になったところ思いっきて内股に入り一本勝ち。
中堅:谷口は、いい組手にはなるものの思い切って技に入ることができず、攻あぐみましたが、終盤に小外刈で有効を奪い優勢勝ち。
大将:渡邉はなかなか自分のいい形にはなれず、一進一退が続きますが、中盤に一本背負投を掛け、うまく押し込んで技有を奪い優勢勝ち。

結果3−02勝目

3試合目 対埼玉県チーム

先鋒:森本は相手に組み勝ち、積極的に攻撃しますがポイントにはならず引き分け。
中堅:谷口もいい組手になりますが、技が出ず引き分け。
大将:渡邉は序盤、しっかり相手の組手を封じ、袖釣込腰などで攻めます。しかし、中盤に相手に奥襟を叩かれ、少し下がったところ大内刈を合わされ有効を奪われます。そのあと、取り返すことができず優勢負け。

結果0−12勝1敗

埼玉県チームが3戦全勝で1位通過。千葉県チームはAブロック2位となり、Bブロック3位の東京との出場決定戦となりました。

出場決定戦 対東京都チーム

先鋒:森本は序盤から激しい組手で前に出ますが、お互い組み合わず両者に指導。中盤、強引に払巻込を掛けうまく相手を転がし有効を奪います。後半、若干、消極的になりましたが、なんとか相手の攻撃をしのぎ優勢勝ちで貴重な1勝を奪います。
中堅:谷口は相手の背負投で何度か危ない場面はありましたが、内股などで応戦し引き分け。
大将:渡邉の相手は予選リーグで負傷し試合に出てこず、渡邊の不戦勝。

結果2−0で本国体出場を決めました。

各選手、怪我などがありベストなコンディションではありませんでしたが、なんとか勝つことができました。
本番の山口国体では、いい結果が出せるよう頑張っていきたいと思います。

応援よろしくお願い致します。

千葉県成年女子監督 金丸

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