第66回国民体育大会 柔道競技 最終日結果報告

山口国体最終日の結果を報告します。

3回戦
千葉 3−0 富山
先鋒:石川、次鋒:西岡、中堅:花本がポイント奪って早々に前3人で勝負を決めました。

準々決勝
千葉 5−0 愛知
全員がしっかりと自分の柔道を展開してポイントを積み上げ、準決勝進出を決めました。

準決勝
千葉 5−0 福岡
この試合でも好調の石川、西岡、花本がポイントを奪い、森本、須藤も攻撃の手を休めず、昨年同様、福岡を準決勝で下して、決勝に進出しました。

決勝
千葉 2−1 東京
先鋒:石川は、世界選手権代表の山本(日体大)と対戦し、自分のリズムで攻撃して優勢に進めますが、ポイントを奪うまでには至らず、引き分けに終わります。

次鋒:西岡はこの試合でも持ち前の積極性と組手の巧みさを駆使して、金岡(警視庁)を圧倒し、指導1を与え、その後も試合を完全にコントロールしますが、審判のコールはなく、無念の引き分けに終わります。

中堅:花本は西山(新日鉄)と対戦し、相手の技を小外刈で押し込んで技有を先制します。そして中盤に場外際で再度小外刈で技ありを奪って、完勝し、貴重な先制点を挙げます。

副将:森本は重量級の強豪・高橋(新日鉄)と対戦し、開始早々仕掛けた小外刈に体を浴びせられ、有効を先取されます。その後挽回しようと挑みますが、スコアをタイに戻そうと攻撃の手を緩めない高橋の払腰により、無念の一本負となります。

大将:1対1の同点で迎えた大将戦は、須藤対鈴木(国士舘大教)の対戦となりました。お互い組み手争いの中で試合が進む中、須藤の見事な一本背負投が決まり、技有を先取します。その後、挽回せんと猛攻を重ねる鈴木に対して、須藤も粘り強く対応し、そそのまま押し切って見事千葉県の2連覇を決めました。

今年のチームは年の近い選手たちが揃い、抜群のチームワークが勝因の第一要因であったと思います。京葉ガスと了徳寺学園は普段、県内でしのぎを削るライバルチーム同士ですが、今回見事に一致団結し、初戦で開催県の山口を破った勢いをそのまま維持し、決勝も含めて彼らの柔道を十二分に展開してくれたと思います。

初日の成年女子や少年女子で悔しい思いをした千葉県チームでしたが、成年男子の優勝で総合4位に入り、一応の成績を残すことができたように思います。

これも了?寺柔道連盟会長をはじめとする、千葉県柔道連盟や千葉県体育協会の関係者の方々、そして応援くださった皆様方のおかげだと思います。

ありがとうございました。

千葉県成年男子監督 山田

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