2日目の結果を報告致します。
2回戦
粟野 ○(背負投) ー クバカエフ(キルギスタン)
序盤から、自分のペースで試合を運び、背負投、小内刈をうまく使い相手を攻めたてます。3分過ぎ、足技から背負投につないで一本勝ち。良い立ち上がりを見せます。
3回戦
粟野 ○(背負投) ー ナルテイ(ガーナ)
全く相手に柔道をさせず、何度も投げますが相手が上手くしのいでポイントを取れません。相手に指導1が与えられ、2分過ぎに背負投で一本勝ち。
4回戦
粟野 ○(背負投:有効) ー デルポポロ(イギリス)
開始早々、相手の内股を受けてしまい、間一髪、投られそうになりますが、うまく腹ばいでしのぎます。その後は、自分の組手を徹底し、中盤に背負投で有効を奪います。相手に指導が与えられ、さらに後半に背負投で有効を奪い、そのまま優勢勝ち。一本は取れませんでしたが相手を圧倒した試合でした。
準決勝
粟野 ○(背負投) ー イバラキモフ(カザフスタン)
開始から前に前に出て、背負投で攻めますが相手の懐が深く、なかなか決め切れません。背負投の攻撃が続き、2分過ぎに背負投に入ったところ、相手が抱分で切り返し、投げられそうになります。しかし、ここはうまく体を捻ってしのぎます。その直後、背負気味の体落に入り、押し込んで一本勝ち。決勝進出を果たします。
決勝戦
粟野 ー○(指導2) ワン キチュン(韓国)
序盤から厳しい組手争いが続きます。お互い十分な形になれない状態の中、ワンが強引に技を繰り出します。攻め遅れた粟野に指導1が与えられます。なんとか攻め返したいところでしたが、釣手を絞られて技に入れません。ワンは攻撃の手を緩めず、粟野に痛恨の指導2が与えられます。なんとか取り返そうとしますが、うまくかわされ、そのまま優勢負けで2位という結果となりました。
今日は技の入りが良く、体もよく動いていました。
決勝は相手の術中にハマったということと、柔道の幅の差が出てしまったとことが敗因だった思います。
ユニバーシアードの試合に比べて、試合に「厳しさ」が見えており、激しい練習が少し実っていますが、さらなる精進を期待したいと思います。
その他の日本人選手の結果
81kg級 中井 貴裕:優勝
63kg級 谷本 育実:2回戦負け
70kg級 田知本 遥:優勝
明日は90kg級 穴井亮平が出場します。
応援よろしくお願いします。