2012全日本関東地区予選結果報告

本日行われました全日本関東地区予選の結果をご報告致します。

男子の部
森本翔太:準々決勝敗退

初戦、全日本選手権に出場経験のあるベテラン庄司(神奈川県警)と対戦し、序盤から中盤までは森本ペースで進み、相手に指導が与えられます。その後、庄司も盛り返して森本に指導が与えられ、勝負はお互い決めてないまま判定での決着となりました。判定は2−1で森本が辛勝し、2回戦に駒を進めました。二回戦は大学の後輩、藤原(筑波大)と対戦し、全般的に森本が試合を優位に進めるもののポイントを奪うまでには至らず、この試合も判定に委ねられました。ここでは旗3本が森本に揃い、準々決勝に進出しました。準々決勝では、全日本選手権に返り咲きを目指す強豪・生田(綜合警備保障)と対戦します。この試合では開始直後に奥襟を取られ、立て直そうとしているところを内股に入られ、ここで涙をを呑みました。

昨年からこの試合に向けて稽古を積んでいましたが、残り約1ヶ月を切ったところで首を痛めてしまい、試合に向けて十分な稽古が積めなかったことが悔やまれます。再度立て直して、次の試合に向けて準備させたいと思います。

男子の部結果
優勝:加藤博剛(千葉県警):3連覇
2位:加藤博仁(千葉県警)
3位:生田秀和(綜合警備保障)
4位:新井信吾(埼玉県警):第一補欠
5位:倉橋 功(千葉県警):第二補欠

女子の部

谷口亜弥:3位

谷口は初戦、川戸(淑徳大)を払腰、3回戦・小林(筑波大)を背負投で下し、全日本出場権をかけた準々決勝は、西村(三浦学苑)と対戦しました。この試合でも、この日好調の谷口の勢いは止まらず、有効を3つ奪った後、横四方固に極めて、準決勝進出と共に全日本選手権への切符を手にしました。準決勝は、78?超級世界ランキング1位の田知本(綜合警備保障)と対戦し、健闘しましたが、相手の大外刈で技有を奪われ、そのまま抑え込まれて、ここで力尽きました。

年末の合宿で痛めた膝の状態は万全ではありませんでしたが、この日は谷口の持ち味である思い切りの良い技がよく掛かって、見事、念願の全日本出場権を手にしました。来月の本番に向けて、しっかりと準備させたいと思います。

今井優子:初戦敗退

初戦、濱田(山梨学院大)と対戦し、お互い積極的に前に出合う中、濱田に奥を取られた後、小外刈にはまってしまい、連続出場はなりませんでした。

自分より大きな相手に対しても、自分の形になれればもっていくだけの力があるだけに、今日は悔しい結果となりましたが、5月の選抜体重別に向けて、しっかりと立て直していきたいと思います。

渡邉美奈:3回戦敗退

渡邉は、初戦西田(甲府工)を支釣込足と袈裟固による合技で下し、3回戦で池田(自衛隊体育学校)と対戦しました。この試合では一本背負投にはいったところに相手の釣手が首に残ってしまい、送襟絞で無念の敗退となりました。

動きは悪くなかっただけに、十分に勝機があるものと思っていましたが、一瞬の勝負の紋を相手に握られ、全日本には届きませんでした。再度課題に取り組み、次に向かわせたいと思います。

女子の部結果
優勝:田知本愛(綜合警備保障)
2位:山部佳苗(山梨学院大学)
3位:谷口亜弥
3位:立山真衣(フォーリーフ)
5位:池田ひとみ(自衛隊体育学校)
5位:濱田尚里(山梨学院大学)
7位:柴野亜希(北関東綜合警備)
8位:川戸郁香(淑徳大学):第一補欠

監督

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