小野卓志 56

ロンドン五輪への挑戦おわりました。

悔しいかと聞かれれば悔しい。

でも、後悔があるかと思えばそうでもない。

北京五輪でどん底まで落とされ、

階級を変更して一年、一年を後悔しないようにやって行こうと決めた、

あの日から四年間。

正直、自分のピークはとっくに過ぎていたと思う。

怪我も重なり、日に日に身体が壊れていくのも感じた。

それでも、あんなにキツイ合宿や試合が楽しくて仕方なかった。

勝つ喜びも、負ける悔しさも、なんか生きてる実感というか、なんとも言えない居心地の良さでした。

今言えるコトは、

本当にたくさんの方々の支え、励ましのおかげでここまで畳に立ち続けられたということ。

本当に感謝しかありません。

東京の世界選手権で負けた時は、理事長先生に救われ、

怪我で調子が上がらず大暴れした自分を必死に説得してくれた監督

ダメだ。

思い出したらキリがない…。(泣)

そして、

家族、仲間、たくさんの方々に応援してもらい、

小野卓志は柔道を続けられました。

本当にありがとうございました。

あれ

なんか引退するみたいになっちゃったけど…。

少し休みながら考えようかなと思います。

一応、東京五輪目指してますから。(笑)

生涯現役

では。

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