2012年 全日本実業個人選手権大会最終日結果報告

本日行われました全日本実業柔道体重別選手権大会最終日の結果を報告致します。

90?級:穴井亮平:2位

100?級:森本翔太:4回戦敗退

63?級:田中美衣:優勝

70?級:今井優子:優勝(2年ぶり4回目)

78?級:渡邉美奈:2位

90?級の穴井は接戦をものにして勝ち上がり、準々決勝では了徳寺学園OBで現富士学苑高校監督の矢嵜先輩と対戦しました。先に指導を奪われる苦しい展開の中、GSに入って小外刈を決めて、準決勝に進出しました。準決勝でもベテラン法兼(ALSOK)とGS判定までもつれ込み、2-1で振り切って決勝で新人池田(JRA)と対戦します。この試合では序盤に相手の小内刈にはまってしまい、優勝には一歩届きませんでした。

100?級の森本は、初戦を小外刈で一蹴し、3回戦で川波(九州電力)と対戦しました。先に有効を奪われる展開となりましたが、終盤に有効を返して勝負はGSに突入しました。GSに入ってすぐに得意の形で抑え込み、4回戦に駒を進めました。4回戦では小林(ALSOK) と相対し、なかなか自分の間合いさせてもらえず先に指導を2度受けます。その後挽回せんと攻めたて、小内刈りであと一歩というところまで追い立てますが追いつくまでに至らず、ここで悔し涙をのみました。

63?級の田中は、初戦を内股で一蹴し、準々決勝は小外刈による有効で退け、準決勝に進出しました。準決勝では片桐(コマツ)を合技で下して、決勝戦に駒を進めました。決勝では準決勝で阿部(三井住友海上)を下して連覇を狙う、貝沼(JR東日本)と対戦しました。この試合でも田中らしさを発揮してペースを握り、最後は横四方固に極めて、見事初優勝を飾りました。

70?級の今井は、初戦を一本背負投で豪快に叩きつけ、準々決勝も新鋭・新井(三井住友海上)を裏投で退け、準決勝に進出しました。準決勝では大隅(JR東日本)を背負投による有効で下し、決勝で上野(三井住友海上)と相対しました。この試合では両者攻め合い、今井が背負投による技有と有効2つを奪い、上野に一本背負投と指導2を返されます8が、そのまま押し切り、出場4度すべて優勝を遂げる快挙を成し遂げました。

78?級渡邉は、初戦、準決勝共に一本勝ちで下し、決勝で昨年同様、岡村(コマツ)と対戦しました。この試合では先に指導を与える良い流れでしたが中盤に指導を返され、勝負はGSに突入しました。GSに入ってもお互い攻め合う展開となりましたが、徐々に岡村が間合いを詰め始め、最後は寝技になったところを抑え込まれてしまい、2連敗にあと一歩届きませんでした。

その他の階級の結果は以下の通りです。

90kg級
1位 池田(日本中央競馬会)
2位 穴井(了徳寺学園)
3位 川瀬(ぎふ柔道クラブ24)
3位 法兼(ALSOK)

100kg級
1位 熊代(ALSOK)
2位 野田(旭化成)
3位 沼田(センコー)
3位 田中(旭化成)

100?超級
1位 西潟(旭化成)
2位 百瀬(旭化成)
3位 辻(旭化成)
3位 大鋸(旭化成)

63?級
1位 田中(了徳寺学園)
2位 貝沼(JR東日本女子柔道部)
3位 阿部(三井住友海上火災保険)
3位 片桐(コマツ)

70?級
1位 今井(了徳寺学園)
2位 上野(三井住友海上火災保険)
3位 小島(JR東日本女子柔道部)
3位 大住(JR東日本女子柔道部)

78?級
1位 岡村(コマツ)
2位 渡邉(了徳寺学園)
3位 生田(ヤックスケアサービス)
3位 柴野(北関東綜合警備保障)

78?超級
1位 石山(丸順)
2位 新田(日本エースサポート)
3位 立山(フォーリーフジャパン)
3位 村瀬(ヤックスケアサービス)

応援頂きました皆様に心から感謝致します。

次の試合に向けてまた準備していきたいと思います。

監督

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