第68回 国民体育大会 関東ブロック大会

昨日、神奈川県横須賀市の横須賀アリーナにて第68回 国民体育大会 関東ブロック大会柔道競技が行われました。

千葉成年女子メンバー、先鋒:角田夏実(東京学芸大3年)、中堅:今井優子、大将:渡邉美奈で試合に臨みました。

国体は成年男子だけは各都道府県から1チームずつ出場できますが、成年女子、少年男子、少年女子に関しては、この関東ブロック大会(各地ブロック大会)を勝ち抜いた4チームしか出場できません。
 しかも、今年は東京で本国体が行われることにより、東京チームは無条件で本国体に出場ができ、成年女子の本国体出場枠は3チームと狭き門となりました。

競技方式は7チーム(千葉、埼玉、神奈川、茨城、山梨、群馬、栃木)を4チームと3チームの2ブロックに分けます。各ブロックで総当り戦を行い、各ブロック1位がそのまま本国体出場。Aブロックの2位とBブロックの3位、Bブロックの2位とAブロックの3位が対戦し、さらにその勝者同士が最終決定戦を行い勝者が本国体出場となります。

千葉成年女子は、千葉、群馬、と同じBブロックとなりました。

1試合目 対 茨城県チーム

先鋒:角田夏実 ○一本勝(十字固) 深見利佐子(筑波大学)
チーム唯一の学生で、緊張の第1試合となりました。しかし、開始すぐに両袖を持った状態から大外刈に入り技有を奪います。すかさず得意の十字固で一本勝ち。幸先のいいスタートを切りました。

中堅:今井優子 ○一本勝(合技) 小島佑香(東日本旅客鉄道)
やりなれている相手ではありましたが、最初から積極的に仕掛け右の一本背負投で技有を奪います。中盤、動きの硬さは見られましたが、後半に入り、再度強引な右の一本背負投で技有を奪い、合技の一本勝ち。

大将:渡邉美奈 一本負(崩上四方固)○ 菅原歩巴(筑波大学)
序盤、相手の内股を透かして相手を倒し、寝技のチャンスがありましたが逃してしまいます。中盤にかけ徐々に相手のペースとなり、場外際、相手の内股を受けてしまい有効を奪われます。その流れのまま抑え込まれてしまい一本負けとなりました。

結果2-1で1勝目。

ちなみに茨城県チームの監督は福見友子。スパイ疑惑がある中(笑)、彼女も頑張っていました。

2試合目 対 群馬県チーム

先鋒:角田夏実 引分 田島美紀(群馬県警)
終始、角田のペースで試合を運んでいました。角田が両袖から足技を使い攻め立てる。相手は下がりながら掛け逃げまがいの背負投を仕掛け、そこを角田が寝技で攻め立てるという展開。指導1が相手にいきますが、2つめが与えられず試合が終わり引き分けとなります。

中堅:今井優子 ○一本勝(裏投) 涌井薫奈(山梨学院大学)
開始早々、相手が奥襟から内股を仕掛ける。それを今井が抱きかかえて裏投で豪快な一本勝ち。今井の作戦通りの試合となりました。試合後の山田監督から一言。「この試合を神取忍が見ていれば、間違いなくプロレスへのオファーが来ているだろう・・・」

大将:渡邉美奈 ○一本勝(縦四方固) 中村彩(関東学園大学)
初戦の敗戦から気持ちを切り替え積極的に攻撃を仕掛ける一本背負投などで相手をぐらつかせ、相手が潰れたところ脇をすくって縦四方固で抑え込む。そのまま抑えきり一本勝ち。千葉県チーム本国体出場を決めてくれました。

結果2-0で2勝目。2戦全勝。全員がしっかりと勝負した良い形で締めくくれました。

本番の東京国体では昨年の悔しい結果を糧に、優勝を目指して頑張りたいと思います。

応援よろしくお願い致します。

コーチ、スタッフの皆さんお疲れ様でした。

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