2014全日本選抜体重別選手権大会初日結果報告

本日行われました全日本選抜体重別選手権大会初日の結果を報告致します。

100kg級

小野卓志:3位

小野は初戦、小林(ALSOK)と対戦し、小野が先に先に技を出し、ポイントこそ奪えませんでしたが、指導2で勝利し、準決勝に進出します。準決勝では羽賀(旭化成)と相対し、先に場外指導が相手に与えられます。直後に、小野の掛けた技がすっぽ抜け、小野に掛け逃げの指導が与えられます。その後、小野が再度指導を1つ受けるものの、前に出て組みに行きますが、相手が嫌う場面で、なぜか両者に指導が与えられ、指導2対3で、後がなくなります。その後、挽回せんと技を出して攻め込みペースを握りますが、審判の宣告はなく、そのまま終了し、準決勝で涙をのみました。

大会最年長の小野でしたが、ベテランらしくうまい試合運びでペースを握りますが、準決勝では指導の判断に泣いた形となりました。しかし、まだまだ健在だということを内外に証明する試合ぶりであったと思います。

52?級

西田優香:優勝

肘の手術後、初で、昨年のこの大会以来の試合となった西田は初戦、五味(JR東日本)と対戦します。初戦は動きが硬く、なかなか自分のペースになれない中、技数で勝負し、なんとか指導1の差で準決勝に進出しました。準決勝では、昨年の決勝で敗れた橋本(コマツ)との再戦となりました。この試合では、動きの硬さも取れ、徐々に西田の動きが出始めます。先に先に技を出し、相手に指導が与えられます。その後、絶妙なタイミングでの小内刈が見事に決まり、昨年の雪辱を果たすと共に、決勝に駒を進めました。決勝では宿命のライバル中村(三井住友)と相対しました。序盤はお互いに技を出し合う互角の展開の中、中盤に差し掛かるところで中村の掛けた大外刈を返して、有効を先取します。その後、相手の技を受ける場面などがあり、指導を3度受けますが、そのまま押し切り、見事5年ぶり、3度目の優勝を遂げました。

肘の調子はまだ本調子でなく、背負投は練習でも使えない状況で臨んだ今大会でしたが、尻上がりに本来の動きを取り戻し、見事優勝を勝ち取りました。新たな挑戦の初戦、苦しい状況下にもかかわらず、結果につなげられたことは大きな自信になったと思います。今後リオに向けて、しっかりと戦っていきたいと思います。

63?級

田中美衣:初戦敗退

田中は初戦、大住(JR東日本)と対戦し、なかなか自分の組手になれず、先に指導を受けます。終盤何とか挽回しようと前に出ますが、逆に寝技のチャンスをものにされ、上位進出はなりませんでした。

今回は自分の組手になかなかなることが出来ず、力を出し切れませんでした。しっかりと敗因を見つめ直し、次に向けて頑張っていきたいと思います。

明日は60?級に石川裕紀、川端 龍、志々目徹、66?級に小倉武蔵、森下純平、六郷雄平、73?級に秋本啓之、太田慶一、西山雄希、70?級に今井優子、ヌンイラ華蓮の計11名が出場します。

優勝目指して頑張ります。

監督

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