2014年 講道館杯全日本体重別選手権大会 最終日結果報告

本日行われました講道館杯の最終日の結果を報告致します。

100?級
小野卓志:7位

小野は初戦、寺島(京葉ガス)を大外刈による有効で下し、3回戦は川田(大成)を小内刈で投げて、準々決勝に進出しました。準々決勝では、高木(JRA)と対戦します。この試合では終盤に差しかかるところまで相手の袖口による指導でリードしていましたが、その後、大内刈を入れさせてしまい、敗者復活戦にまわりました。敗者復活最終戦では、浅沼(国士舘大)と対戦し、相手の背負投を受ける際に足に触れたとのことで反則負けとなり、7位に終わりました。小野らしく、切れのある柔道を駆使して戦い、若手に対しても真っ向勝負でよく戦ったと思います。

52?級
西田優香:優勝

西田は、初戦、毛内(仙台大)を横四方固、3回戦、黒木(環太平洋大)を指導2で下し、準決勝に進出します。準決勝では好調の垣田(兵庫県警)を背負投2回の合技で下し、決勝で若手のホープ志々目(帝京大)と対戦しました。この試合でも開始30秒過ぎのところで小内刈が見事に決まり、技有を奪った後そのまま抑え込み、合技によ一本勝ちで、見事2度目の優勝を飾りました。序盤から非常に動きも良く、取り組んできた寝技でもしっかりと勝利し、文句のない優勝を遂げました。手術した肘もしっかりと時間を掛けてケア及び稽古を積めたことが、今回の結果につながったと思います。

63?級
田中美衣:3位

田中は初戦、鳴瀬(綾羽)を上四方固、3回戦、佐藤(新田)を腕挫腕固で下し、準々決勝に進出します。ここで西川(龍谷大)と対戦します。この試合でも先に攻めて相手に指導が与えられます。しかしその後、小外掛で有効を奪われ、挽回せんと間合いを詰めますが、逆に大腰にあわされ、敗者復活戦に回ります。敗復最終戦では能智(筑波大)を大内刈による技有で下し、3位決定戦で片桐(コマツ)と相対しました。この試合では相手が小外掛にきたところを大内刈で切り替えし、有効を先取します。その後、お互いに1つずつ指導が与えられるも、そのまま試合は終了し、田中が3位に入賞しました。この日の田中は非常に動きもよく、寝技への意向もスムーズに展開できていただけに、準々決勝戦が悔やまれますが、次につながる試合内容であったと思います。

2日間を通して、優勝2名、2位1名、3位1名、7位3名という結果でした。

悔しさが残る結果となりましたが、この後の国際大会に向けて、準備していきたいと思います。

応援いただきました皆様、ありがとうございました。

監督

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