2014 グランドスラム東京初日結果報告

本日行われましたグランドスラム東京の初日の結果を報告します。

60kg級
志々目徹:2位

志々目は初戦、韓国のワングを内股による技有で下し、2回戦は、中国のアンを内股で2度投げての合技で退けます。準々決勝はイスラエルのアーシャンスキーを内股による技有、準決勝は国士舘大の大島を大外刈による有効で下して、決勝に進出します。決勝は2013年世界3位の韓国・キムと対戦します。先に指導が志々目に3度累積され、その後、攻め返して相手にも指導が2度与えられるものの、そのまま押し切られ、悔しさが残る銀メダルとなりました。

本調子ではない中で決勝まで勝ち上がりましたが、組ませてくれない相手に合わせてしまったのが悔やまれます。来年はこの課題を克服すべく、取り組んでいきたいと思います。 

52kg級
西田優香:2位

西田は、フランスのウラニーを一本背負投による技有、2回戦はウクライナのビュイオクを背負投と小内刈による合技で下し、準々決勝に進出します。ここで伏兵、トルクメニスタンのババムラトヴァに先に袖釣込腰で技有を許しますが、小内刈で追いつき、背負投による技有を追加して、合技にて勝利し、準決勝に進みます。準決勝は講道館杯の決勝と同じ志々目(帝京大)との対戦となり、ここも小内刈による技有で下し、決勝で橋本(コマツ)と相対しました。序盤、間合いを詰められ技を先に出された際に指導を受け、その後挽回せんと攻めますが、ポイントを返すまでに至らず、惜敗となりました。

グランプリ・チンタオで相手の脇固による反則で肘を痛め、とても試合ができる状態ではない中、気持ちだけで勝ち上がりました。得意の背負投も使えず、相手との間合いを取ろうとするだけで激痛が走る状態での決勝進出は、本当によくやったと思います。国際大会での完全復活は、来年の冬季欧州遠征で果たしたいと思います。

明日は73kg級に秋本啓之、西山雄希、70?級にヌンイラ華蓮の3名が出場します。

優勝目指して頑張ります。

応援宜しくお願い致します。

監督

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