先日、日本アンチドーピング機構により「2015国際アスリートフォーラム for2020」が開催されました。
僕もフォーラムに参加し、2日目に行われたワークショップでは「グループリーダー」を務めました。
このワークショップは、「New MO! 」(室伏広治さんが考案したバランスボールを使用した相撲のようなスポーツ)を通してユースアスリートたちが、スポーツの価値にみられる大きな3要素
fair for all
respect
fun
について考えるのが目的です。
ユースアスリートや、TIASの学生を含めた10人前後のグループを組んで、皆がNew MO!を楽しめるためにはどのようにするべきについて話しあいました。
僕が担ったグループリーダーの役割は、話し合いがスムーズにいくように進行したり、皆の意見をまとめたり、サポートすることです。
New MO!はどのようなルールにしたら良いか、平等とは何か、また視覚障がい・車椅子使用・片腕アスリートとも一緒に行うためにはどのような方法が良いかなどを話し合っていきました。
グループは初めて会う同士であることはもちろん、年齢も国籍も異なっていました。最初は戸惑っていた皆でしたが、徐々に意見を言い合えるようになり、そこで感じたスポーツの価値、競技や国を越えて共有しあい、最後は僕たちなりの「未来のスポーツに向けたメッセージ」をSNSを通して発信することができました。
僕も初めてのことで不安もありましたが、皆が意見を出し合って作り上げていく姿が頼もしく感じました。また、僕達のグループがフォーラムでメッセージが賞を頂くことができ、こちらも素晴らしい記念です。
ユースアスリートやTIASの学生、他競技のオリンピックアスリート、パラリンピックアスリートなどなど、たくさんの方々と触れ合え、意見を交換し合えたことで、改めて自分の競技である「柔道の価値」というものを考え直していこうと考えられたよいきっかけになりました。
皆様、大変お世話になりました!