2015 グランドスラム東京2日目結果報告

本日行われましたグランドスラム東京の2日目の結果を報告します。

73kg級
秋本啓之:優勝

秋本は初戦、 ESTRADA(キューバ)を開始早々の巴投で一蹴し、3回戦、 SZWARNOWIECKI(ポーランド)を背負投と袈裟固による合わ技で下します。準々決勝は、VAN TICHELT(ベルギー)を背負投で下し、準決勝でマスターズ2位のTATALASHVILI(グルジア)と対戦します。この試合でも秋本が先に先に積極的に攻め、相手に指導が2度与えられ、接戦をものにして決勝に進出します。決勝では、世界選手権3位で先週のGPチェジュも制して今一番勢いのある韓国のANと相対します。この試合でも秋本が主導権を握り、先に先に技を出します。一分過ぎに袖釣込腰で技有を先取します。その後も、相手の反撃を指導2までにとどめ、昨年の引き続き、連覇を達成しました。

この日の秋本は危なげなく、終始持ち味である攻撃柔道を展開して、見事連覇につなげました。悲願のオリンピックにつないでいけるよう、今後の試合に取り組んでいかせたいと思います。

70kg級
ヌンイラ華蓮:7位

ヌンイラは初戦、今年の世界選手権2位のBERNABEU(スペイン)を大内刈と袈裟固による合技で下し、準々決勝でPORTELA(ブラジル)と対戦しますこの試合では、先ず技の出ない両者に指導が与えられます。その後、袖口を持った相手に指導が与えられますが、残り50秒、ヌンイラにも消極的指導でタイとなります。続けて、相手の掛け逃げぎみの攻撃に再び消極的指導をもらい指導3−2でリードを許します。晩回せんと掛けたヌンイラの技に相手が大きく崩れますが、ポイントの宣告はなく、試合はそのまま終了し、敗者復活戦に回ります。敗者復活最終戦ではBOLDER(イスラエル)と対戦します。ヌンイラが開始早々に放った大内刈は有効と宣告されますが、取り消しとなります。その後組み手争いの中でヌンイラにのみ組み合わないとの指導が与えられます。再度防御姿勢での指導を受け、晩回せんと攻め立て指導を1つ返しますが、追いつくまでに至らず、メダルには届きませんでした。
最初の有効が取り消しになったことに終了間際まで気付かず、試合の展開を誤ったことが敗因でした。

敗れた2試合とも、十分勝利できた試合だっただけに、あと一歩の詰めができるよう、取り組んでいかせたいと思います。

明日は78kg級に緒方亜香里が出場します。

秋本に続けるよう、優勝目指して頑張ります。

応援宜しくお願い致します。

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