2016全日本選抜体重別選手権大会初日結果報告

本日行われました全日本選抜体重別選手権大会初日の結果を報告致します。

100kg級

阪本健介:初戦敗退

新入職の阪本(東海大学出身)は、初戦、講道館杯で不覚を取った下和田(京葉ガス)と対戦します。序盤お互い技を出し合う中、相手の大外巻込で技有を先制されます。その後、挽回せんと攻め込み、指導を返しますが届かず、初の選抜体重別挑戦は悔しい結果となりました。

今年に入って膝の手術を行い、何とか間に合わせて臨みましたが、一歩及びませんでした。しかし、この悔しさを糧に今後しっかりと稽古を積み、大きな目標に向かって努力していってほしいと思います。

63?級

西川真帆:3位

西川は初戦、鍋倉(三井住友海上)と対戦し、自分の組手になったところで相手に掛け逃げの指導が行きます。その後、頭が下がった相手に2度目の指導が与えられ、初戦を突破します。準決勝は津金(筑波大)と対戦し、釣手を絞られて自分の形になれず、先に指導を受ける形となります。その後も、何とか打開しようと試みますが、相手のペースを崩すまでには至らず、逆に指導を受け、昨年同様3位にとどまりました。

GS東京前に痛めた膝の回復に時間がかかり、思うような稽古が積めない中で迎えた試合でしたが、準決勝の壁を超えることができませんでした。次こそ、頂点を狙うべく、稽古を積ませたいと思います。

70kg級

ヌンイラ華蓮:3位

ヌンイラは、初戦、昨年のこの大会で不覚を取った池(国士舘大)と対戦し、序盤から組み勝って相手に指導が与えられます。その後、大外から巻き込んで有効を奪い、そのまま押し切って去年の雪辱を果たします。迎えた準決勝は田知本(ALOSK)と対戦します。この試合でも序盤自分の形になり、よいペースで進みます。しかし相手の逆の一本背負投にはまってしまい、決勝進出はなりませんでした。

指の手術をし、復帰戦となったヌンイラですが、この日も初戦で逆の指を脱臼するというアクシデントに見舞われ、優勝には届きませんでした。しっかりと怪我を治し、次の試合に向けて準備させたいと思います。

78?級

緒方亜香里:2位

緒方は初戦、高山(三井住友海上)と対戦し、中盤に場外際での攻防で場外指導を受けます。その後、組み合わない相手に指導が与えられ、勝負はGSに突入します。総力戦となった試合は、最後、相手に掛け逃げの指導が与えられ、準決勝に進みます。準決勝では、世界チャンピオンの梅木(環太平洋大)と対戦します。この試合でも緒方が組み勝って、相手に指導が与えられ、終盤、大外刈で大きく崩しますが、ポイントには至らず、そのまま指導差で押し切って決勝に駒を進めました。決勝は、佐藤(コマツ)と対戦し、お互い気合十分で組み合う中、出足払にうまくあわされ、優勝にはあと一歩届きませんでした。

膝の不安もなくなり、全般的に組手ではペースをつかむことができていたので、あとは普段の稽古で出せている攻めを試合でも十分にだしていけるよう取り組ませたいと思います。

明日は60?級に志々目徹、73?級に秋本啓之、52kg級に西田優香、志々目愛の4名が出場します。

優勝目指して頑張ります。

監督

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