無駄な抵抗

よく30歳を超えるあたりから

俺、最近揚げ物は欲しくないんだよね」とか

脂っこいものはきついね」とか言い始めて、
居酒屋で注文するものも煮物や焼き魚系がメインになると巷で言われているので、そろそろ自分にもそういう時が来るのかなあと若干ながらも心待ちにしていました。

しかしながら30も半ばを超え、40代も射程内に入ってきたこの頃でも一向にその時はやって来ず、日々おいしくこってり系を頂いていた時、ふとIJF関係の出張でアシスタントとしてご一緒させて頂いていた恩師の山下泰裕先生との食事を思いだしました。

私より13歳上の山下先生も私と同じ位の食欲で同じような種類のものを満喫されている姿が脳裏に浮かび、「あ、やばい、その時が皆に来るわけではないんだ、自分にはそんな時はやってこないかもしれない」と遅まきながら気付きました。

しかし昔から「本当においしそうに食べるね」と言われ続けてきた生粋の食いしん坊には、ストレス発散につながる食事を制限するのはよりストレスを溜めてしまうという逆効果になってしまうので功を奏さず、しかしながら年齢的にもそして体系的にもメタボリックど真ん中の自分自身、節制しないと多くの先輩方をおおそとから一気であの世へゴールってなことになり兼ねないのでここは何とかしなければと頭を捻りました。

そこで恩師の山下先生を見習ってここは身体を動かすことで調整しよう決心しました。

超ご多忙の山下先生ですが、時間があるときは必ずウォーキングやジョギングを行われています。

私も他の同体型の方々と同様に身体を動かすことは出来るだけ控えようという口でしたので、最初は非常に苦しかったですが、今ではそれが習慣になり、日々30〜40分程度ジョギングをしています。

まあジョギングといってもライバルは朝、駅に向かう早足のサラリーマンと言う程度のスピードですが・・・。

しかし柔道界の歴戦の先輩方から「山田、無駄なことはやめた方が良いよ」とリバウンドされた経験をもとにありがたいアドバイスを頂きますが、何とか無駄な抵抗を続けて行きたいと思ってます。

監督

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