フィリピン報告

昨日無事フィリピンから帰国しました。

現地では多くの方々に大変親切にしていただき、非常に気持ちの良い滞在となりました。

約50名の参加者(上限が設定してある為)に対して午前、午後と3時間ずつみっちりと技術指導や柔道の指導法、そして具体的な練習方法などを交えて講習を行ったわけですが、4日間という限られた日程ではあったものの、やはり1日合計6時間の指導は、楽ではなく、最終日の指導を終えたときは肩の荷が下りた感じでほっとしました。

しかし参加者、関係者を含めて皆、日本の柔道に対しての尊敬心が非常に強く、礼儀の正しさは私たちが忘れていた本来の柔道の原点を再認識させてくれるものであったように思います。

技術や指導法などはある意味こうした講習の機会を通して簡単に指導をすることが出来ますが、心の部分、精神の部分は一朝一夕には行かず、これはこれまでフィリピンの指導に携われてきた先生方の功績の賜物だと思いました。

私たちはどうしても試合の結果などから国際大会で活躍している国々の柔道にばかり目が行きがちですが、こうして本来の柔道の持つ意味を理解して頑張っている国が世界に多くあることにも目を向けて、そしてそうした国々が又、試合の世界でも頑張っていけるよう支援していけたらなあと今回の経験を通して強く感じました。

後、懸念していた気候ですが、湿度が高くなかった為か、温度ほどの暑さは感じませんでした。

夜は屋外で食事をする機会もありましたが、非常に過ごし易かったです。

又講習会場もホテル内の部屋を使用した為、冷房が効いており、当初予想していたものよりはずっと快適に過ごすことができました。

しかしよく冷房が効いていたにもかかわらず、やっぱり、大粒の汗をばっちりとかきまくった今回のフィリピン紀行となりました!

監督

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