鳥居智男 12

8月30日全日本実業団体重別選手権大会があり、−66kg級で、二度目の三連覇、計六回目の優勝をする事が出来ました。

今年はオリンピックイヤーでしたが、出場する事もできませんでした。

次は来年行われる世界大会に向けてになります。

先ずは初戦突破しただけだと自分には言い聞かせています。

次は講道館杯、そして嘉納杯と今年はまだそれに向けての大きな大会が二つあります。

私の場合、全て優勝しなければ、年始に始まるヨーロッパでのトーナメントにチャレンジすらさせてもらえません。

常に負けていい試合はありません。

2位や3位に入れば良いか?。

入らないより入った方が良いですが、ベテランに課せられた条件は良いか悪いか、勝つか負けるかです。

まだ若いから経験させてみようか!

育てて行こうかと言った温情は一切ありません。

今年で35才に成りますが、10歳若けりゃまた違うだろなぁと正直思う事もありますが、言っても仕方ない事です。

今は現状を見据え、この年まで、この環境を提供していただいている了徳寺理事長や練習させていただいている東海大学、練習相手をしてくれる後輩達、仲間達、そしていろいろ支えてくれている人達、応援していただいている皆さんに感謝して、それに報いる事は結果を出し勝ち続け、早く世界一に成って後輩に道を示し、道を譲る事かと思ってます。

今日は我が後輩達が日本武道館で戦ってます。

皆、優勝してもらいたいですが、優勝出来るのは各階級一人だけです。

丁度一週間前に私が試合だった事もあり、減量や、調整方法、気持ちの持って行き方、いろんな事をアドバイスしてきました。

今日私はセコンドで喉を枯らして応援してる事と思います。

今の後輩達はかなり年も離れてて、何だか自分の一番下の弟のようです。

オムツを代えたり、おんぶしてあやしていたあいつのようで、可愛くてしかたありません。

頑張ってもらいたいです。

私は私で目標を目指し、回りに出来る事は出来るだけ行なっていきたいと思います。

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