本日行われましたマスターズスウォン大会最終日の結果を報告致します。
90?級 小野卓志:優勝
初戦となった2回戦はアゼルバイジャンのママドフとの対戦となり、小野が序盤から先に先に攻め、相手に指導が与えられます。その後も引き続き攻め込み、指導3まで累積した後、片襟からの低い背負投が見事に決まり、一本勝で準決勝に駒を進めました。
準決勝は世界チャンピオンの韓国のリー･キュオンと対戦し、全体的に小野ペースで進み、相手に指導1が与えられるものの、そのまま決めてなくGSに突入します。GSになって相手の小内刈を出足払で崩しそのまま体を浴びせて一本を奪い、決勝に進出しました。
決勝は世界2位、ロシアのデニソフとの対戦となりました。お互い攻め合い一歩も引かない戦いの中、終了間際に相手に袖を手繰られ、姿勢の悪くなった小野に指導1が与えられます。そのまま勝負はGSに突入し、若干疲労の色が見られた小野ですが、渾身の内股で相手をたたきつけ、見事優勝を遂げました。
今後さらにレベルアップし、今年こそは悲願の世界一を目指して、頑張って欲しいと思います。
監督