グランドスラム・パリ最終日結果報告

本日行われましたグランドスラム・パリ大会最終日の結果をご報告致します。

90kg級 小野卓志:優勝

小野は初戦、アメリカのサンギミーノを開始早々の大内刈で一蹴し、幸先の良いスタートを切ります。

2回戦はグルジアのガバジェシビリと対戦し、両者指導1ずつから背負投で技有を奪い、攻め続けて相手にさらに指導が与えられ、その後、内股で有効を2つ追加した後、三度目の指導によって総合勝ちを収めました。

準々決勝は新日本製鉄の西山と対戦し、小内刈で技有を奪って押し切り、準決勝に進出しました。

準決勝では北京五輪2位のアルジェリア・ベニクレフとの対戦となりました。掛け逃げ気味に攻めてくる相手に対してなかなか自分の形になれず、先に指導2を受けます。その後相手に掛け逃げの反則が与えられ、徐々にペースを掴み始め、大内刈で技有を奪った後、そのまま横四方固に決めて勝利しました。

決勝は昨年の世界選手権で敗れたウズベキスタンのチョリエフとの対戦をむかえました。一進一退の攻防の中、相手が小外掛に来たところを内股に切り替えして相手を豪快に叩きつけました。

会場が騒然となるような素晴らしい一本勝で、昨年2位の雪辱を果たす優勝を遂げました。

この調子でさらにレベルアップし、世界チャンピオンの座を目指して頑張って欲しいと思います。

監督

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