2010年 全日本実業個人選手権大会1日目結果報告

本日行われました全日本実業個人選手権大会1日目の結果を報告します。

60?級
小川武志:優勝(6連覇)

66?級
秋元希星:3回戦敗退

73?級
鳥居智男:2位
黒岩 翼:2回戦敗退

81?級
矢嵜雄大:4回戦敗退

52?級
森本奈々美:3位

57kg級
佐藤愛子:優勝

60?級の小川は決勝までの4試合を全て背負投による一本勝で勝ち上がり、決勝で自衛隊の和泉と対戦します。この試合では技によるポイントこそ奪えませんんでしたが、常に小川が攻め続け、相手に指導が2度与えられて、小川が見事6連覇を達成しました。

66kg級に階級を上げた秋元は初戦、2回戦と一本勝で調子よく勝ち上がりましたが、3回戦で掬投が足取りの反則となり、無念の敗退となりました。調子がよかっただけに悔やまれます。

73kg級は黒岩が2回戦で旭化成の千葉と対戦し、良いペースで試合を展開しますが、一本背負投に入ったところを送襟絞に極められ、上位進出はなりませんでした。

連覇を狙った鳥居は準決勝の赤迫(自衛隊)戦以外は一本勝で勝ち上がり、決勝で旭化成の斉藤と対戦しました。両者譲らず試合はGSに入り、そのまま旗判定となりましたが旗は斉藤に3本揃い、優勝はなりませんでした。

81?級の矢嵜も素晴らしい内容で4回戦まで全て一本勝で勝ち上がり、昨年のチャンピオン・旭化成の谷口と対戦しました。この試合でも矢嵜が組み勝ち良いペースのままGSに突入します。GSの序盤に場外際でお互いもつれ合ったところを谷口がうまく大外刈に併せ、矢嵜の準々決勝進出はなりませんでした。調子もよく、谷口戦でも試合をコントロールしていただけに、悔しい敗戦となりました。

52kg級の森本は順調に準決勝まで勝ち上がり、ここで3連覇を狙うSTOの近藤と対戦しました。この試合では相手のペースで戦ってしまい、有効ポイントを2度ほど取られて、敗退となりました。うまく相手に合わされてしまい、実力を出し切れない試合となってしまいました。

57kg級の佐藤は、多くの強豪がエントリーする中、持ち前のしぶとい柔道で勝ち上がり、決勝で63kg級から階級を下げた自衛隊の平井との対戦となりました。この試合でも佐藤はテンポよく先に先に攻め、相手に指導が2度宣告されて佐藤が危なげなく、初出場初優勝を飾りました。

初日は2階級の優勝となりました。

他の階級の優勝者は以下の通りです。

48?級:山岸(三井住友)
52kg級:近藤(STO)

66?級:浅野(自衛隊)
81kg級:花本(京葉ガス)
22歳以下:小野(新日鉄広畑)

明日もまた頑張ります。

監督

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