本日行われました全日本実業柔道体重別選手権大会最終日の結果を報告致します。
90?級：穴井亮平：3位
100?級：森本翔太：3位
+100?級：西村久毅：2位
70?級：今井優子：優勝(3連覇)
90?級の穴井は好調で、準々決勝のJRA・山本戦を含めてオール一本勝ちで、準決勝に進出しました。準決勝では旭化成の増渕と対戦し、先に大内返で技有を奪いますが、中盤を越えたあたりで大外刈にはまってしまい、惜しくも決勝進出はなりませんでした。調子もよく、自分の柔道が出来ていただけに、悔やまれます。
100?級の森本は、初戦から気合十分で3試合を一本勝で勝ち上がり、準々決勝で京葉ガス・林を下して準決勝に駒を進めます。ここで旭化成の西潟と対戦し、払巻を返されて、決勝進出はなりませんでした。森本も自分の柔道が出来ていただけに、西潟戦も自分の柔道を徹底していれば十分勝機があったと思われます。
+100?級の西村は、2回戦で肋軟骨を痛めるアクシデントにみまわれますが、痛みをこらえながら接戦をものにして勝ち上がり、準決勝でも京葉ガス・市川を一本勝で下して、決勝で綜合警備・生田と相対します。この試合でも西村が小内刈で技有を先制しますが、その後間合いを詰められたところを大外刈に入られて、逆転の一本負けに終わりました。これまで個人戦で思うような成績が残せていなかった西村ですが、この日は痛みに耐えながら執念の戦いで講道館杯につなげる試合となりました。
70?級の今井は、多くの有力選手がエントリーする中で順調に勝ち上がり、準決勝で三井住友の上野(巴)と対戦します。この試合でも今井が先に先に攻めてペースを握り、上野に指導が2度宣告されて決勝に駒を進めました。決勝ではフォーリーフの川上に対して先に技有を許す苦しい展開となりましたが、果敢に攻め続けて相手に指導が2度宣告され、最後は豪快な釣込腰を決めて一本勝ちし、見事3連覇を遂げました。
その他の階級の結果は以下の通りです。
63kg級：阿部(三井住友)
78?級：池田(自衛隊)
+78?級：石山(丸順)
90?級：吉永(新日鉄)
100?級：本郷(フォーリーフ)
応援頂きました皆様に心から感謝致します。
次はいよいよ世界選手権です！
出場選手全員の金メダル獲得を目指して頑張っていきたいと思います。
監督