本日行われました世界選手権大会4日目に出場しました小野卓志の結果を報告します。
90?級:小野卓志:3位
2回戦
小野 ○ GS優勢勝(指導2) DAFREVILLE(FRA)
3回戦
小野 ○ 優勢勝(技有:大内刈り) NYMAN(SWE)
4回戦
小野 ○ 優勢勝(技有:小外刈) RANDL(SVK)
準々決勝
小野 ○ 一本勝(背負投) GREKOVL(UKR)
準決勝
小野 優勢負(指導2) ○ 西山(筑波大)
3位決定戦
小野 ○ 一本勝(内股) LEE(KOR)
初戦から以前GSパリの決勝を争ったダフレビルと対戦し、3回戦も前欧州王者のニーマンとの対戦と厳しい組み合わせの中、接戦をものにして勝ち上がります。準々決勝ではこの日好調のグレコフを背負投で下し、準決勝で後輩西山との対戦となりました。ここでは両者指導の後、小野だけに指導が与えらえ、惜敗となりました。その後3位決定戦にまわり、最近調子を上げてる韓国のリに先にポイントを奪われますが、終了間際に逆転の内股による一本勝ちを収め、2005年以来の世界選手権メダル獲得を果たしました。
昨年、軸足ひざの内側側副靭帯を痛め、今年のGSリオデジャネイロで逆の足の前十字靭帯を痛めて満身創痍の中での試合となりました。正直、まともに練習ができ始めたのが、今月になってからで、ほとんど満足な練習が積めないままでの試合となりました。そうした中、執念で勝ち上がり、決定戦でも最後まであきらめず、大逆転勝利につなげられたことは今後の大きなちからになるものと思います。来年に向けて身体の手入れをしながら最後まで戦ってほしいと思います。
これで了徳寺学園として6度目の世界選手権個人戦が終了しました。
6名が出場し、金メダル1、銀メダル3、銅メダル1、5位入賞1という結果でした。目標とする全選手金メダル獲得はなりませんでしたが、選手は精一杯戦ったくれたと思います。今大会で見つかった課題をしっかりと分析し、今後の大会で生かしていけるよう、取り組みたいと思います。
パリまで応援に駆け付けていただき、声をからして声援を送っていただきました了徳寺グループの教職員や関係者の方々に心から感謝したいと思います。選手たちの大きな力、後押しになりました。ありがとうございました。
オリンピックに向けての本格的な戦いは始まったばかりです。選手自身の夢、そしてチーム、関係者の夢に向かって頑張っていきたいと思います。
監督