2012年 全日本実業個人選手権大会1日目結果報告

本日行われました全日本実業個人選手権大会1日目の結果を報告します。

60?級
石川裕紀:優勝(2連覇)
小川武志:2位
川端 龍:3位

66?級
秋元希星:ベスト8
下山徳大:ベスト8

81?級
佐藤大地:4回戦敗退

48?級
濱口 光:3位

60?級は石川が、準決勝まですべて一本勝ちで勝ち上がり、準決勝で同門の川端を一本背負投・技有で下し、決勝は同じく同門の小川から指導2を奪って勝利し、昨年に続いての連覇を飾りました。1週間前の全日本合宿で膝を痛め、その影響が懸念されましたが、最後の2試合を気迫で制して、2連覇につなげました。

2位の小川は、コーチ業との両立の中、勝負どころを決して逃がさず、決勝までオール一本勝ちで勝ち上がりました。決勝こそ、石川に先に手数を出され、8度目の優勝は成りませんでしたが、円熟味を増した技の切れは目を見張るものがありました。

3位の川端は、石川同様、先週の全日本合宿で足首を痛め、出場も危ぶまれました。しかし何とか気迫で間に合わせ、序盤こそ慎重な試合ぶりであったものの、徐々に調子を上げ、準決勝に進出しました。準決勝では先にポイントを奪われましたが、指導2まで追い込み、あと一歩のところまで迫りましたが、ここで涙をのみました。

66?級は秋元が気迫いっぱいの柔道で、準々決勝までオール一本勝ちで勝ち上がりました。準々決勝では浅野(自衛隊体育学校)と対戦し、勝負に行ったところを返されてしまい、準決勝進出にあと一歩届いませんでした。

同じく66?級の下山ですが、順調に3試合を勝ち上がったあと、4回戦で強豪前野(旭化成)をGSでの送襟絞で下して、準々決勝に進出しました。準々決勝では和泉(自衛隊体育学校)と対戦し、両者譲らず勝負は旗判定にゆだねられました。流れは下山にあったように思われ、判定も問題ないと思われましたが、1-2で相手側に上がり、無念の敗退となりました。

81?級の佐藤は初戦からの3試合を無難に勝ち上がり、4回戦で昨年の覇者・垣田(旭化成)と対戦しました。この試合でも佐藤らしく、果敢に前に出て攻めますが、一瞬柔道衣が頭にかぶさったところを巴投に合わされてしまい、悔しい敗戦となりました。

48kg級は、濱口が2試合を危なげなく勝ち上がり、準決勝で浅見(コマツ)と対戦しました。この試合では先に相手に攻められ、なかなか自分の形になれず、最後は寝技に固められて、決勝進出はなりませんでした。

初日の大会結果下記の通りとなります。

22歳以下
1位 小林(新日鉄)
2位 安本(別府自衛隊)
3位 和久田(東レ)
3位 箱田(ALSOK群馬)

48kg級
1位 浅見(コマツ)
2位 笠原(日体大柔友会)
3位 濱口(了徳寺学園)
3位 黒江(北関東綜合警備保障)

52kg級
1位 橋本(コマツ)
2位 斎藤(Ash柔道クラブ)
3位 和泉(日本エースサポート)
3位 伊部(ぎふ柔道クラブ24)

57kg級
1位 宇高(コマツ)
2位 平井(自衛隊)
3位 石川(コマツ)
3位 大友(コマツ)

60kg級
1位 石川(了徳寺学園)
2位 小川(了徳寺学園)
3位 川端(了徳寺学園)
3位 矢野(パーク24)

66kg級
1位 浅野(自衛隊)
2位 青木(パーク24)
3位 伊藤(自衛隊)
3位 和泉(自衛隊)

73kg級
1位 西岡(京葉ガス)
2位 丸山(東芝)
3位 朝比奈(高宮接骨院)
3位 田村(パーク24)

81kg級
1位 平尾(パーク24)
2位 垣田(旭化成)
3位 小林(パーク24)
3位 山田(東芝)

明日もまた頑張ります。

監督

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